THE ROSWELL 封印された異星人の遺言 上 タイラー・ロックの冒険3 (竹書房文庫)

制作 : 阿部 清美 
  • 竹書房
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本棚登録 : 33
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801904446

作品紹介・あらすじ

1908年のツングースカ大爆発から10年後、荒涼としたロシアの地でイワン・ドムブロフスキーは男を追っていた。凄絶な追跡劇の末、ついに彼はある物を入手する…。そして、現在。タイラー・ロックと相棒グラントは、ニュージーランドの老婦人フェイを訪ねるも、怪しい二人組から襲撃されてしまう。驚いたことに、彼女は1947年に米国のロズウェルで宇宙人に遭遇し、不思議な遺物を受け取ったと話す。真相解明のため豪州に渡った彼らは、謎のロシア人たちによる爆弾テロ計画に巻き込まれる。やがて、フェイの遺物と敵が狙う米の秘密兵器"キルスイッチ"をつなぐ真実が、タイラーをイースター島に向かわせることに-。

感想・レビュー・書評

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  • ボイド・モリソンによるタイラー・ロックシリーズ三作目の上巻。
    これまでの二作でもノアの箱舟やミダス王の手など、伝説とされているものをテーマとして物語が展開されていたが、本作では宇宙人とロズウェル事件がテーマとなっている。しかし、そこはタイラー・ロックシリーズで、いわゆるグレイが登場するのはごく一部の回想シーンにとどまる。
    登場人物も魅力的で、タイラーとグラントの二人に加え、タイラーの大学時代の恋人ジェシカとその祖母のフェイ、ロシア人工作員のコルチェフなど、一筋縄でいかない人物が多い。
    物語はニュージーランドでフェイの依頼を受けるかどうかという場面から始まる。が、いきなり謎の男たちに襲われ、カーチェイスからボートチェイスまで繰り広げる羽目になる。この、いきなりの展開で物語にグッと引き込まれていく。
    宇宙人の存在自体が未だ未確認な中でどうやって宇宙人やロズウェル事件に迫っていくのか、興味は尽きないが、それにも増して物語はそんな狭い範囲にとどまらず、アメリカとロシアの覇権争いを含む壮大な展開を見せていく。
    前二作に勝るとも劣らない面白さである。下巻も楽しみだ。

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