作品紹介・あらすじ
名門・二松学舎高校野球部-。毎年、激戦区・東京で上位に勝ち上がり、選抜甲子園は準優勝を含め幾度も出場している。過去、夏の東東京大会の決勝に進出すること10度。しかし、そのすべてで、ことごとく敗れ去ってきた。夏の甲子園出場は二松学舎の夢、悲願だった-。
感想・レビュー・書評
絞り込み
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母校・二松学舎大学附属高校野球部、夏の甲子園出場までの歴史を追った作品。
市原監督の現役時やこれまでの歴史など、
知らなかったことがわかった。
しかし、最後の2章で清宮と帝京前田監督にページを割いたのはいかにも蛇足。
甲子園出場を決めた決勝戦や、
甲子園での2試合、2015年夏予選、2015年秋東京大会の思わぬ敗退など、
書くべきことはいくらでもあったので、この点は大きな不満。
著者プロフィール
1968年生まれ。岐阜県大垣市出身。琉球大学卒業。現在、琉球大学大学院人文社会科学研究科在学中。『沖縄を変えた男 栽弘義‐高校野球に捧げた生涯』は映画化され、17年第3回沖縄書店大賞受賞。
「2022年 『第二の人生で勝ち組になる 前職:プロ野球選手』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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