シェイプ・オブ・ウォーター (竹書房文庫)

  • 竹書房
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本棚登録 : 236
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (599ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801913912

感想・レビュー・書評

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  • 映画感想。大人のおとぎ話。魚人?と口がきけない女性の恋愛逃亡?劇。こういうの大好きなんですよ…異形もの、異種間愛というとキングコング、シザーハンズ、おおかみこどもの雨と雪、なんかが思い出されまして。監督絶対オタク気質だわ。R-15版なのでそれなりの性描写、暴力描写はあるので注意です。
    アカデミー作品賞という快挙ですが、異種間、というより「障害者と性欲」という点を隠さずむしろ太い軸にしているところでしょうか。口がきけない独身女性、彼女の親友の中年ゲイなど、皆魅力的。惜しいのが、お互い惹かれあうシーンのインパクトが薄かったところ。
    しかし魚人を助けた博士が最期にあんな…

  • 映画とは違った切り口で登場人物の心情が明らかにされている。「モンスター」が本当は何を意味するのか。映画を観ただけではおぼろげだが、この小説でより輪郭が明瞭になったと思う。
    全てがあたたかな目線で描かれている。

  • ギレルモ・デル・トロ監督の映画「シェイプ・オブ・ウォーター」の原作ではなく、補完するために小説家と監督が一緒に作った小説(だよね?)。

    めちゃくちゃにぶあつい!!!!!! でも映画を観てハマるものがあった人は絶対に読むべき。

    様々な人物の行動・心理描写が圧倒的に描かれている。 特にサブキャラ。
    映画はそんな心理描写じゃなかったよね?というところも、深みが出て良い。
    世界観にどっぷりと浸れるようになる〜

  • 映画を見た後に読みました。とても読み応えのある一冊です。ストリックランドがどれだけ苦労してアマゾンから半魚人を連れてきたかが前半に書かれていましたが、映画では全くその事には触れていませんでしたよね。他にもイライザの生い立ちや首の傷のこと、イライザの隣人ジャイルズの過去、友人ゼルダのイライザを慕う気持ち、ストリックランドの妻レイニーとジャイルズの交流、研究所で働くホフステトラー博士の葛藤、などなど映画には到底収まりきれない細かいストーリーを補うような豊富な内容で、だからこの厚みか!と思いました。どうしてイライザの首に傷がなくちゃいけなかったのかとか、シャワーじゃなくお風呂に浸かる派とか、改めて納得する部分が色々ありました。そしてギレルモ・デル・トロ監督はイライザと半魚人のロマンスだけではなく、女性蔑視や人種差別、マイノリティ差別などの問題も提起したかったんだなと思いました。この本はノベライズという事で映画と合わせて読むことをオススメします。ただ一つ、血や肉の描写がグロすぎて読んでいて顔がゆがんでしまうとこが何度もありました...

  • 2018.12.1

  • 2018.03.19 朝活読書サロンにて紹介を受ける。アカデミー賞作品賞受賞作品。

  • 美しい。映画ももちろん。ただ美しい。

  • 海外文学は得意ではないけど、本当に得意ではないなぁ〜と改めて痛感した。
    長過ぎる!
    でも、表紙のジェームス・ジーンさんの絵は本当に素晴らしい。タイトルが配置されて、いっそう美しさが際立つ。もともとジェームスさんは海外のコミック雑誌の表紙を数年手掛けていたキャリアがあり、表紙に映える絵を描くのが得意中の得意なお方。昨今はイラストレーターというより画家に近くなってしまったのを少し寂しく思う。

  • 2018/05読了。

    映画に感動し、ノベライズもということで。
    大変分厚く、どうしようかと思ったけど、内容的には読みやすく(すでに映画を見てストーリーが分かっているから、ということはあるけど)、読むと映画のシーンがよみがえり、また映画より掘り下げた部分も多く、読んで良かった。

    ストリックランドと妻レイニーは映画よりも格段に描写が深かった。ストリックランドの半魚人に対する憎悪のわけが理解できた気がする。レイニーも映画ではただの奥さんだったけど、ノベライズでは自立しようとする強い女性だった。

    ゼルダもジャイルズも。映画よりもスポットが当たってる。

    でも半魚人とイライザは、断然映画の方が良かった気がする。イライザの靴やラストシーンの赤い衣装とエラ、半魚人の造形、映画の視覚表現がそれだけ素晴らしかったんだなあ。

    もちろんノベライズのラストも味わい深く、神々しい世界観に感動した。

  • 映画に感銘した人だけが読むべき本。
    一層感動します。より深く人物像が読み込めます。若干意味不明なラストが感動のラストに生まれ変わります。半魚人を受け付けない人は読んだらあきません。アカデミー賞に釣られて見る人も決して少なくないでしょう。しかし此れは観る人を選ぶ作品です。ラゴン、ピーターが好きな人はきっと入り込めます。忘れられない作品になるでしょう。

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著者プロフィール

●ギレルモ・デル・トロ[序文]…『パンズ・ラビリンス』、『ヘルボーイ』、『パシフィック・リム』の監督を手がけて高い評価を得る。チャック・ホーガンとの共著による小説『ザ・ストレイン』三部作は国際的なベストセラーとなった。ロサンゼルス在住。

「2016年 『パシフィック・リム ビジュアルガイド [普及版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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