- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801914414
感想・レビュー・書評
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今や麻雀は、人生の縮図とも言えるほど奥の深い知的ゲームとして広まってきている。
プロ雀士の数は今や2000人を超えるほどだ。
その中で圧倒的な雀力と軽快なトークを武器に、常に麻雀界をリードしてきたカリスマ・多井隆晴。
本書は戦術本ではなく、麻雀界を生き抜いてきた自己プロデュースのスキルを中心にした、エッセイ風の自己啓発本である。
多井隆晴の生き方や仕事に対する姿勢から、自身の生活に活かせることも多いのではないだろうか。麻雀ファン必読の一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
abemaテレビを中心に毎日対局が放送され、窓口が広がってる。
→確かにこれまでテレビで見ることは無かった。
麻雀で見られている意識が低い。何切るも大事だけど、プロなら何着るかも大事。
→強さじゃなくて、エンタメ意識ですね。
好きなことだけやっててもナンバー1になれない。苦手な麻雀も覚える。
→好きなことの中の苦手なことってことね。
衣装に関しては女性プロは本当に考えている。ファンへのアピールも高い。スポンサー契約などもだれかやってみてもいいと思う。
→ファンが男性メインだからもある気もするが。
スポンサー契約の考えはすごくいいと思う。企業のバックアップも入れば見せる方法の窓口が広がる。
間違えたと思ったらすぐやめる。なじんまりしててもしょうがない。間違えて正してけばいい。
→間違えたあとの風評被害がきになるもころ
麻雀を稼げる職業にしたい。そうじゃないと夢がない。
→確かに、稼げるかは大事。
稼げるポイントを見つけて、そこを磨く。僕は金ポイントはおしゃべり。麻雀の強さは数値化出来ない。女性プロはイベントの打ち方も上手くて尊敬する。
→見せ方ってやっぱり女性は上手いのね。まーしに限らず、性別的に意識が高いのか。
負け方について考えるのは無駄じゃない。2016年の決勝で負けて思いがはせて泣いた。その時に感動したの声を聞いて負けた時の事も考えて、どう打つか考えるようになった。
→エンタメなので、試合の中の価値観も見せるのか。
40歳をすぎて、多面待ちがわからなくなって清一色とばれる。ポンと瞬時に言えなくなる。そういった衰えはあるが経験則はあがる。なので悲観してない。
→麻雀にも衰えがあるんですね。運気とかはどうなんだろ若い時のあるとかいわれるけど。
今の人気は藤田晋がやめたと言ったら終わる。だからこそ魅力あるコンテンツに今のうちにする。
→確かに藤田晋さんが麻雀好きだからこんなにあべまテレビでやってるのは大きい。
アガりに向かう時の切り方は簡単。降りる時が難しい。
→そこが実力差か。
麻雀を通じた自己啓発本ですね。よくビジネス書に書かれてそうな事が多くありました。ただ、麻雀読む層で読書する層はあまり交わらなそうなので、読みなれてなくて響く人もいそうですね。麻雀をエンタメとしてもっと広めてきましょうよ。っていう要はそういう話。 -
2018.6.27読了。
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何切るより何着るかが大事。
むかしは不満ばかりだったという著者は、自身の団体を立ち上げてから、プロとして、競技者として、魅せることの重要性を学んだという。
1をいきなり10にはできない。まずは2を目指す。
負けたときに評価されてこそ。
あえて白黒はっきりさせない見せ方をある。(プロレスの猪木と馬場のように)
など、甘いも苦いもかみ分けたビジネスマンとしての側面を学べる一冊。