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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801915855

感想・レビュー・書評

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  • いつもは何気なく行っている神社も寺もよくも悪くも特別な場所なのだなと感じた。良くないことがおこれば、神社に拝みに行ったりお祓いを受けたりするが、その神社で怖い目にあうのは勘弁してほしいです。神社で行われる祭りに行ってはいけない一家の話「タブー」が良かった。これも話し手が途中で話をやめたので真相が気になる。「千円鶴」 は逆にうやむやになったことでぞっとした。

  • 神仏まつわるものや信仰の話が怪談もののなかでも特に好きなので最初から最後まで楽しめました。
    特に好きなのが「クダギツネ」「おいなりさん」「往々にして〜奇譚ルポタージュ〜」「あるビル」「歩道橋」「心願」「タブー」「裏神社」「鉄拳制裁」「寝菩薩」

    それに柿沼住職のお話はどれもおもしろかった。
    ルポタージュは一体なにを伏せられていたんだろう。そうしなければ書けなかった、伏せなければ書くことを何かに阻まれるっていう話が怖くもあり興味深い。

    恐ろしい話もあればくすりとくるものもあり、ラストの「アパートの二階から」は締めにふさわしく、すごく満足な読後感です 

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