- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801925007
作品紹介・あらすじ
〈怪談最恐位〉下駄華緒が鮮烈に怪談本デビュー!
1万人の遺体を見送った男が綴るリアルな恐怖体験談!
元火葬場・葬儀屋職員、おくりびとミュージシャン・下駄華緒が綴った、本当にあった怖い話!!!
弔われたはずの子どもが枕元に…
火葬場で嗅ぎ馴れた屍臭が街中で…
異常に黒煙を放つ遺体
削除できないPC上の遺言書
金縛り中に髪を掴んで引き摺られる部屋
霊障が拡散する心霊写真
「怪談最恐戦2019」にて頂点〈怪談最恐位〉に輝いた元火葬場・葬儀屋職員の下駄華緒が満を持して怪談本デビュー!
・繁華街の路上生活者から放たれる強烈な死の薫り…「腐敗臭」
・怪異に命を狙われる超危険な職場経験談…「中にいる」
・古い宿舎に現れた凶悪な侍…「乗っ取り」
・著者のバーテン時代に身に降りかかった戦慄の実体験…「赤い女」
・神社で禁忌の祈願をした恐ろしい代償…「願い事」
・古びた旅館に隠された開かずの間の謎に著者自身が挑む…「とある旅館」
――等の怪異譚に加え火葬場の実体験談を収録。現場で見聞きした生々しい恐怖の数々に震える!
感想・レビュー・書評
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下駄華緒さんの怪談本。
OKOWAからしか存じ上げていないのですが、下駄さんは好きな怪談師さんの一人。
本出てるんんじゃ〜ん!!!と、飛びつきましたW
マンガとかも読んでいるので被る話も多かったですが、純粋に活字好きなので嬉しい。
怪談で聞いていたのが、文章になっていつでも読める。僥倖。
下駄さんの怪談って、体験談が多いのかな。
職業怪談の分類だと私は思って聞いてて、確かに恐いんだけど。
職場って明確な場所で、そこで実際に繋がってる人がいて。
その中で起こる怪異を話していらっしゃるから、どこかに「人情味」みたいなのとかあって、恐いだけでないのが好きで。
なんか下駄さんって、たぶん良い人なんだろうな・・・みたいな気持ちになるのですが、文章にもそれが滲んでて嬉しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
youtube「島田秀平のお怪談巡り」にゲスト出演していたのをきっかけに
この方を知る。
超短編がたくさん掲載されているので、気軽に読める。
怪談慣れしてるので、物凄く怖いとは思わなかったけど、
夜読むとヒヤっとするものもある。
なかなか楽しめました。