怪談忌中録 煙仏 (竹書房怪談文庫 HO-474)

  • 竹書房
3.31
  • (1)
  • (5)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 43
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801925007

作品紹介・あらすじ

〈怪談最恐位〉下駄華緒が鮮烈に怪談本デビュー!
1万人の遺体を見送った男が綴るリアルな恐怖体験談!

元火葬場・葬儀屋職員、おくりびとミュージシャン・下駄華緒が綴った、本当にあった怖い話!!!

弔われたはずの子どもが枕元に…

火葬場で嗅ぎ馴れた屍臭が街中で…

異常に黒煙を放つ遺体

削除できないPC上の遺言書

金縛り中に髪を掴んで引き摺られる部屋

霊障が拡散する心霊写真


「怪談最恐戦2019」にて頂点〈怪談最恐位〉に輝いた元火葬場・葬儀屋職員の下駄華緒が満を持して怪談本デビュー!
・繁華街の路上生活者から放たれる強烈な死の薫り…「腐敗臭」
・怪異に命を狙われる超危険な職場経験談…「中にいる」
・古い宿舎に現れた凶悪な侍…「乗っ取り」
・著者のバーテン時代に身に降りかかった戦慄の実体験…「赤い女」
・神社で禁忌の祈願をした恐ろしい代償…「願い事」
・古びた旅館に隠された開かずの間の謎に著者自身が挑む…「とある旅館」
――等の怪異譚に加え火葬場の実体験談を収録。現場で見聞きした生々しい恐怖の数々に震える!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 下駄華緒さんの怪談本。
    OKOWAからしか存じ上げていないのですが、下駄さんは好きな怪談師さんの一人。
    本出てるんんじゃ〜ん!!!と、飛びつきましたW
    マンガとかも読んでいるので被る話も多かったですが、純粋に活字好きなので嬉しい。
    怪談で聞いていたのが、文章になっていつでも読める。僥倖。

    下駄さんの怪談って、体験談が多いのかな。
    職業怪談の分類だと私は思って聞いてて、確かに恐いんだけど。
    職場って明確な場所で、そこで実際に繋がってる人がいて。
    その中で起こる怪異を話していらっしゃるから、どこかに「人情味」みたいなのとかあって、恐いだけでないのが好きで。
    なんか下駄さんって、たぶん良い人なんだろうな・・・みたいな気持ちになるのですが、文章にもそれが滲んでて嬉しかった。

  • youtube「島田秀平のお怪談巡り」にゲスト出演していたのをきっかけに
    この方を知る。
    超短編がたくさん掲載されているので、気軽に読める。
    怪談慣れしてるので、物凄く怖いとは思わなかったけど、
    夜読むとヒヤっとするものもある。
    なかなか楽しめました。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

【下駄華緒】

2018年、バンド「ぼくたちのいるところ。」のベーシストとしてユニバーサルミュージックよりデビュー。怪談最恐戦2019怪談最恐位。火葬場職員時代の経験を生かしたYouTubeチャンネル「火葬場奇談」とオカルトコレクター・田中俊行と共同運営のYouTubeチャンネル「不思議大百科」が話題。

「2022年 『最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

下駄華緒の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×