- Amazon.co.jp ・マンガ (114ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801952362
感想・レビュー・書評
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皆さん、勘違いしてはいけない
帯にある通り、この作品はあくまで、第一部・完なのである。確かに、多少の掟破り感があるにしろ
そんな節目だからか、表紙が今までと具合がガラリと変えられているのもイイな、と思った
あまり多くなさそうな、剣道部を話の舞台にした四コマ漫画ではあるが、剣道部としての部活動を真面目にやってはいるが、暑苦しさはほとんどなく、むしろ、部活コメディと言うより、学園コメディかな
それでいて、タイトルにもある通り、甘いも辛いもある青春らしさが、作品全体に詰められていて、読み応えが十分にある
男子と女子のバランス、関係性も高校の部活っぽさを感じた
個人的に好きなキャラは、『銀魂』の沖田総悟に劣らぬ、真性ドSイケメンな土方先輩
なので、お気に入りの組み合わせは土方先輩と沖田ちゃんだ。こんだけ、完全に弄ばれて、軽く痛めつけられてるのに、沖田ちゃんが土方先輩に何だかんだで懐いているのは、やっぱ、心のどっかに「好き」があるからかな?
ラブになりそうでならないトコが、もどかしさを感じつつも、二人を生温かい目で見守りたくなる
案外、沖田ちゃんの方が恋心を自覚したら、土方先輩に猛アプローチをしかけて、彼をアタフタさせそうかも(笑)
また、この4巻には、ある意味、この『青春甘辛煮』の中で最も危険な山南ちゃんの過去が描かれており、読み応えが増していた
第二部の再開が待ち遠しい。タイトルは何になるのかな、『青春甘辛煮・二杯目』になったら嬉しいな
この台詞を引用に選んだのは、ちょっと奇抜な『青春甘辛煮』らしい締めくくりの台詞だな、と思ったので
あと、一つ気になったのは、105pの芹沢主将の台詞、これは・・・あれか、誤字か詳細をみるコメント0件をすべて表示