メイドインアビス 8 (バンブーコミックス)

著者 : つくしあきひと

• 竹書房 (2019年5月30日発売)

作品紹介・あらすじ

リコ、レグ、ナナチの三人が辿り着いた深界六層“成れ果て村”。

離れ離れになった仲間二人を探す途中、リコは村の端の『目の奥』と呼ばれる場所で、捕らわれの女性・ヴエコと知り合う。

ナナチを取り戻すべく、ファプタの素性を尋ねるリコに対し、かつての三賢・ヴエコは村の成り立ちに関わる、壮絶な過去を語り始める――。

隊長のワズキャンのもと、過酷な冒険を続けたガンジャ隊の末路とは…!?

欲望と諦観が入り混じる大冒険活劇、第八巻‼

感想・レビュー・書評

[loさんの感想 · 2019年6月1日]

ベラフ、生まれ変わった結果が７巻の喫ミーティかと思うと虚しい。美しく、気高く、聡明に描写されればされるほど落差がキツい。

[ryohobenさんの感想 · 2019年6月1日]

《『望郷』はね　故郷を思う気持ちではないんだ　どんなに求めても得られなかったもの　決して帰らないもの　もうどこにも存在し得ないものへの　儚く　強い　強い　憧れなんだよ》

[くろのさんの感想 · 2019年5月30日]

web連載版をすでに読読んでいるが、改めてまとめて読むとすごくショッキングなストーリー展開の連続でメンタルゴリッゴリ削られる。メインのリコたちの出番はほぼ無いにもかかわらず面白いのはさすが。

[saruletterさんの感想 · 2019年5月30日]

もう八冊か、今回もとんでもないお話だわ。もう完全に引き込まれてちゃってるね、面白い。

[自然派勇者さんの感想 · 2022年12月3日]

闇に目を凝らすのだ
誰も見つけたことのない光は
真の闇の中にしかない

自分は光を見つけたがっていた
だが闇の中で
ようやく見つけ触れ合ったものは
やはり闇だった
けどなんて
なんて温かい闇なのだろう

狂えもせず　死ねもせず
何一つ選べなかった

地獄でもヒトは生きてゆく
祈りも　嘘も
そのためにある

ただあの子のことを忘れたくないだけ

メイドインアビスという作品の持つ、
類まれなるその文学性。
成れ果ての成れ果てによる成れ果ての為の芸術。
この物語が描くのは、「光よりまばゆい闇」を求める旅路なのだ。

[なにがしさんの感想 · 2022年7月21日]

なるほど、ワズキャンはもともとぶっ飛んでんだな。
ヴエコがどれぐらい幽閉されてたのかわからんけど、
潜れば潜るほど時間の流れが遅くなる説あり得そうな感じするね。

[鴇崎 昇さんの感想 · 2022年1月18日]

凄まじい。
よくこんな物語を思いつくなと思った。クリエイターの方は皆凄いと思うが、これは何かタガが外れているように感じる。
素晴らしい。

白笛を思わせるワズキャンの底知れなさ、気高さや美しさといった人の誇りが本能の中に溶解していってしまうベラフ。
キャラクターが魅力的に掘り下げられていますね。
謎の一部も明かされて、物語が再び動き出す次巻が楽しみです。

[にこぱ★さんの感想 · 2020年8月14日]

人間を深層に下ろしたら、とんでもない事ばっかおこってる。レグの正体が何なのか、何でも作り出せる謎の世界。どんな展開になるのか想像もつかない、、。

[ホン・ヨンドルさんの感想 · 2020年6月2日]

【あらすじ】
リコ、レグ、ナナチの三人が辿り着いた深界六層“成れ果て村”。離れ離れになった仲間二人を探す途中、リコは村の端の『目の奥』と呼ばれる場所で、捕らわれの女性・ヴエコと知り合う。ナナチを取り戻すべく、ファプタの素性を尋ねるリコに対し、かつての三賢・ヴエコは村の成り立ちに関わる、壮絶な過去を語り始める――。隊長のワズキャンのもと、過酷な冒険を続けたガンジャ隊の末路とは…!?欲望と諦観が入り混じる大冒険活劇、第八巻!!

[yuさんの感想 · 2019年8月14日]

相変わらず過去編が重い……。