戦争犯罪国はアメリカだった! ─ 英国人ジャーナリストが明かす東京裁判70年の虚妄

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784802400169

作品紹介・あらすじ

「真のA級戦犯」は東條英機らでなく、対日戦争を仕掛けたルーズベルト、チャーチル、スターリンである。GHQの呪縛から目覚めよ!ヘンリー・S・ストークス来日50年の集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでおいて損はない

  • うーん。
    同じような本が続けて見つかるもんだ。
    アメリカが戦争犯罪国であることは論を待たない。東京裁判がただの復讐劇だってのは明々白々で、戦いに負けるとういうことはそういうことだと思ってた。だから、戦争そのものが法に基づくものであるという考え方は、この本からではないが、相当目鱗ではあった。
    戦争犯罪国の代表はアメリカだが、要は、白人社会というか、キリスト教社会が犯罪者なのだ。
    異教徒は殺せ、処女は分かち合え。
    こんなことを言う神を冠し、実行して来た者達が、一体何をなすというのだ。
    この神を信奉する者だけが人間だったのだ。
    その仲間だけが仲良くするためのルールを、アホかお前ら、俺らも同じやと生意気言った「人間」がいた。
    あまりに正直すぎた。ルールに従った。負けた。
    勝った方は理解できず、恐怖のままに踏み潰した。
    だけど、他のそれまで「人間」でなかった者達が、人となり、それを無視することができなくなった。
    そう言うことなんだろうな。
    べつに、世の中の構造を変える気はないから、ちょっとそう言うこときちんと考えようよ。
    かの国の凄いところは、ちゃんとそう言うことが言えて、問題だと言い続けられる人が、存在できることだろうな。

    本の構成としては、別段三島由紀夫への想いとか、その辺要らん。

  • 機はまだ熟してない。八紘一宇は当時も今も人によって解釈が分かれる言葉、また、解釈が後付けも可能な言葉。これこそ日本の美学でもある。しかし、論理大国白人国家には通じない。表向き論理的、裏では政治的な国家には。日本再建は今の土俵で、今の指標で、他国に伍していき、発言力を上げるしかない。この30年が勝負。戦後1世紀までには、この屈辱を晴らす必要がある。

  • 日本人にとっての強力な応援の書!
    時間はかかっても、名誉回復せねば!

  •  戦争が起こったことをとやかく言っても仕方のない事であり、今考えなければいけないのはなぜここまで日本国が叩かれなければならないのかという事。

     多くの国民が本当に先の戦争が侵略だと考えているのならもうそれまでだろう。まだその要素を疑問視している人にはこの本は大いに役立つことだろう。

     ただ、本来ならこのような本は日本人が出さなければいけないものでありそれこそ外国人にとやかく言われることではないと言い切る器量もなければならないと思うのだがいかがか?

     三島由紀夫と戦争を結び付けた視点で当事者の強いつながりを感じる。

  • 東京裁判こそ戦争犯罪だった.

    三島由紀夫の市ヶ谷での自決、

    なぜか戦勝国の正義をプロパガンダする日本

    天正少年使節団による悲しい報告、人身売買をしていたキリスト教徒たち、行く先々で日本女性が奴隷として転売されている、

    過去500年の白人キリスト教徒による世界侵略、大虐殺の歴史、

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著者プロフィール

ヘンリー・スコット・ストークス
ジャーナリスト。1938年英国生まれ。
1961年オックスフォード大学修士課程修了後、フィナンシャル・タイムズ入社。
1964年来日、同年『フィナンシャル・タイムズ』東京支局長、1967年『ザ・タイムズ』東京支局長、
1978年『ニューヨーク・タイムズ』東京支局長を歴任。三島由紀夫と最も親しかった
外国人ジャーナリストとして知られる。
著書に『三島由紀夫 生と死』(清流出版)『なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか』
『英国人記者が見た世界に比類なき日本文化』(加瀬英明氏との共著/祥伝社新書)
『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)『大東亜戦争は日本が勝った』
『日本大逆転』(ともに弊社刊)『英国人記者が見抜いた戦後史の正体』『新聞の大罪』
(ともにSB新書)などがある。

「2021年 『普及版 大東亜戦争は日本が勝った』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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