犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784802400466

作品紹介・あらすじ

チベットには、心から平和を祈る人々は僧侶をはじめたくさんいた。しかし中国は、そんなチベット人を無慈悲にも、大量に虐殺したのだ。侵略の実態を知るチベット人には、「平和憲法を守れ」という声は、他民族による支配の現実を知らない人の戯言にしか聞こえない。「日本人には絶対に同じ悲劇を繰り返してほしくない」本書には、祖国を失ったチベット人の願いが込められている。

感想・レビュー・書評

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  • 中国に侵略されるとは、具体的にどういうことなのかが分かる。

    平和条約が一方的に破られる→軍による侵略→実質支配→亡国(他民族による支配) という流れでチベットは侵略され、多くの方が亡くなった。

    難民の受け入れは、受け入れる国・国民の覚悟がないと難しい。難民と、受け入れる国民の両方の尊厳が保たれないと、難民受け入れ政策は失敗する。

    議員の使命は、国と国民を守り幸せにすること。チベットの例から、日本国憲法の9条は、日本を守ることはできない。中国は、9条のあるなしに関係なく、侵略できると感づいたら侵略してくる。

    義務教育で、近代歴史を日本の立場を教えないといけない。そこから知識を深めていくかどうかは、個人の自由。世界・アジアにおいて、日本の果たした役割をきちんと見直すべき。大東亜会議の内容が知られていない。
    日本が守りたい守るべき国と、日本国民全員が意識しないと、これからの厳しい世界情勢では国を守れない。今、危機的状況にある。

    チベット難民として来日し、日本で教育を受け、日本文化について理解されているからこその著作であり、大変、勉強になった。実質的にアジア唯一の独立国だった、独立を守り通した日本の先人たちのことを、誇りに思う。

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著者プロフィール

国際政治学者。桐蔭横浜大学法学部・大学院法学研究科教授。1953年、チベットのニヤロンに生まれる。1959年、中国のチベット侵攻に際し、ダライ・ラマ法王のインド亡命と同時期にチベットを脱出し、自身もインドに亡命。1965年に来日し、亜細亜大学法学部を卒業。その後、上智大学大学院、東京外国語大学アジア・アフリカ語学研究所に学ぶ。1978年、チベット文化研究所所長に就任。1980年、ダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表に就任。1999年、モンゴル国立大学より政治学博士号を取得。2005年に日本に帰化し、現職。現在は、ブータン国王顧問にも就任し幅広い活躍を見せている。著書に『チベット入門』(日中出版)、『日本の危機! 中国の危うさ!!』(あ・うん)、『最終目標は天皇の処刑』(飛鳥新社)など多数。

「2016年 『日本・インドの戦略包囲網で憤死する中国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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