イルミネート:道を照らせ。―変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法

  • ビー・エヌ・エヌ新社
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本棚登録 : 67
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784802510219

作品紹介・あらすじ

変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法
ビジネスには、常に新しい挑戦が求められる。
しかし、その変革を実現させるには、ビジョンを指し示し、チームを引き込まなければならない。変革の時代を生き抜く全てのリーダーのための、『真のコミュニケーション術。』

感想・レビュー・書評

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  • 変革をはじめ、定着させ、次につなげる をいきあたりばったりではなく計画的にすすめるにはどのようにするのがよいか、が解説されている。

    以下メモ/気になったところ
    変革の5つのステージ:構想、跳躍、格闘、登坂、到達
    節目ごとに人々を鼓舞し、正しい方向に導く:「スピーチ」、「物語」、「セレモニー」といったイベントは、コミュニケーションを図り、アイディアを共有する場を提供してくれる。
    変革の案内人のコミュニケーションツール:「スピーチを行う」、「物語を語る」、「セレモニーを催す」、「シンボルを利用する」
    成功できるかどうかを左右するのは周囲の人々のサポート。彼らこそが、夢を叶えてくれる存在。そのためには、プロジェクトを「あなたの」ベンチャーではなく、「彼らの」ベンチャーに仕立て挙げなければならない。
    就任後の1ヶ月で、ガースナーは全大陸のオフィスを訪問し、幹部・一般社員の区別なく向き合い、現状報告を求めました。「組織のあらゆるレベルに置いて不安や懸念、企業の既存プロセスへの執着が存在していたのは明らかだった」
    周囲の人々が話に乗ってくれるかどうかは、いかにうまくコミュニケーションをとるかによって決まる。
    メール送信トレイには、主要なプロジェクトの戦略や進捗を説明する文書がぎっしり詰まっているかもしれない。しかし、人と人をつなぐかけがえのないチャンスを生み出せるのは、メンバーが一同に介したときだけ。「スピーチ」「物語」「セレモニー」「シンボル」は人の心に響くような形でビジョンを伝えるためのユニークなツールキット。周囲の人々をベンチャーに巻き込むのに大いに役立ってくれる。
    三幕構成の「スピーチ」:導入部:現在の状態(何もしなかった場合に何が脅かされるか)、中間部:理想の状態(現在と理想のギャップを対比させ、変革の必要性を悟らせる)、終末部:新しい世界(変革によって得られる報酬を理解)
    三幕構成の「物語」:導入部:冒険に飛び込む、中間部:逆境に愛決意の固さを試される、終末部:目標を達成し、生まれ変わる
    三幕構成の「セレモニー」:導入部:別離、中間部:移行、終末部:再出発
    シンボル:視覚的、聴覚的、空間的、身体的
    「物語」は抽象的なアイディアを、本能的・個人的なレベルで共感できる表現に置き換え、人々をストーリーの中に没入させてくれる。
    消極的なトラベラーには彼らの不安に正面から立ち向かう必要がある。リスクを正直に見積もり、リスクや困難を克服するための戦略をアピールする。
    「20世紀は「大きいことは良いことだ」の時代でした。しかし21世紀は「小さいことは美しい」の時代です。市場のニーズに合わせていかに素早く自己改革を実行できるかなのです。」
    奮闘の末に1つの節目にたどり着いたときには、いったん足を止めて勝利を高らかに宣言しましょう。
    ペインは「今こそ人間の魂が試される時だ」と語り、彼らの苦しみに対する理解を示している。しかしその一方で、彼らの継続的な努力は必ず報われると説き、この困難を耐え抜くように呼びかけています。
    長丁場を乗り切るためには、折に触れて気を取り直し、リフレッシュすr時間を持たなければなりません。
    見事に成功を勝ち取ったという事実は、祝福のセレモニーの根拠になります。成功の喜びに浸れるチャンスを決して逃さないようにしましょう。祝福ムードを抑え込んでしまうと、本来は最高潮に達していたはずのチームの四季に水を指すことになります。祝福のセレモニーをきちんと行わないチームは、優れた業績への敬意に欠ける冷淡な集団だとみなされてしまうでしょう。
    新たな時代にそぐわない「スピーチ」「物語」「セレモニー」「シンボル」を象徴的に廃止することによって、過去にきっぱりと別れを告げましょう。
    こうした作業は慎重に行う必要があります。トラベラーは、以前の時代に神聖視されていた考え方や、仲間と分かち合った思い出にしがみつこうとするものです。もはや時代遅れとなったテーマを再び取り上げないように注意してください。それをきっかけにして、抑えられていた過去への未練が息を吹き返す恐れがあるからです。
    短期間のシンプルなベンチャーでも、はっきりと終わりを告げた上で、新たなベンチャーに踏み出す必要があるのです。
    ジョブズは、「アップル信頼回復5段解説」というロードマップに従って、プレゼンを勧めていきます。彼は、5段階のうち3つの要素、すなわち「存続」「経営安定」「製品戦略」はすでにクリアできていると述べました。そして、企業の生き残りという最低限の目標を達成した今、アップルはさらなる繁栄を目指して、より工事の要素-「アプリケーション」と「成長」-に取り組み始めていると説明したのです。

  • ストリーテリングのための指南書。目新しいのは事業各ステージにおけるスピーチ(口頭)だけでなく物語(文章)、セレモニー(儀式的行動)、使用するシンボルの方向性が記載されているところ。また賛同者向け(鼓舞)だけでなく反対者向け(警告)のコミュニケーションの技法も新しい観点であろう。

  • なにより訳がひっどい。
    ベンチャーってどういう意味で使ってるのか不明。

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著者プロフィール

『ザ・プレゼンテーション』『スライドロジー』著者
アカデミー賞に輝いたアル・ゴア「不都合な真実」のプレゼン制作をはじめ、アドビやgoogleなど世界一流企業のパートナー
ナンシー・デュアルテ最新作!

「2016年 『(仮)イルミネート:道を照らせ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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