人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇

著者 :
  • ビー・エヌ・エヌ新社
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本棚登録 : 73
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784802510806

作品紹介・あらすじ

ついに登場! 東洋哲学篇
西洋哲学をベースに発達してきた人工知能。
しかし、エンジニアを中心に「考える存在」という
アプローチで研究開発が進んだ結果、
ある種の行き詰まりを迎えています。
どこまでいっても「自我を持つ」ことができないのです。
そこで本書ではさらに視野を広げ、東洋哲学の考え方を組み込み、
「存在(実態)としての人工知能」の可能性を考えようとする、
これが「東洋篇」の出発点となります。
案内するのはご存知、
ゲームAI 開発の第一人者 三宅陽一郎さんです。

感想・レビュー・書評

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  • 「哲学塾」が西洋哲学中心だったことから,今回はインド以東で発達した哲学・思想を骨にして,人工知能の発展を考える内容.全体として,汎用人工知能を考えるにあたっての思想としては,西洋のものよりも親和性が高いように思え,内容としても前巻より分かりやすかった.ただ,これを実際にコンピュータに使おうと考えると,人工知能そのものだけでなく,ソフトウェア,ひいてはハードウェアも含めた開発の進め方・やり方全体に対して,全く異なるアプローチが必要なのではないか,と推察されるが,それはそれで非常に考え甲斐のある問題だと思う.

  • 伊藤 亜紗(美学者・東京工業大准教授)の2018年の3冊。

  • 【2018年度「教職員から本学学生に推薦する図書」による紹介】
    技術部 川村 悟史さんの推薦図書です。

    <推薦理由>
    同一著者による『人工知能のための哲学塾』の続編。東洋哲学的視点から考えると「人間らしい人工知能を作るためには人工知能に煩悩を与えなければならない」という目から鱗の説明が書かれています。文理両科目は補完し合って一体であるという好例だと思います。

    図書館の所蔵状況はこちらから確認できます!
    http://mcatalog.lib.muroran-it.ac.jp/webopac/TW00361339

  • ゲームAIに「強いAI」を実装するにはどうすればよいか、哲学の知見から考察する内容で本書は特に東洋哲学からのアプローチについて書かれています。本書の前に刊行された西洋哲学篇と対比して東洋哲学の特徴を浮き彫りにしています。西洋と東洋で考え方が真逆なのがとても興味深い。読み物として大変面白かったです。

  • 東洋編は、よかったねえ。縁起とか、東洋的な時間とか。最後の方はどちらかというと思いが強くなりすぎちゃってわかりにくい上に東洋だからいいのかもしれないけど「大事なことだから二度言います」方式になっちゃうけど、それも含めてかなり面白いです。そして、最後の方の補足説明も非常にわかりやすくて、体験ってのと分節化ってのが、結局なんなんだ?ってのが上っ面でわかるような気分がします。まあこれ、禅的にはだめなんだろうけどね!

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著者プロフィール

三宅 陽一郎 @miyayou

京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院理学研究科物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会チェア、日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員。著書に『人工知能のための哲学塾』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『人工知能の作り方』(技術評論社)、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、『〈人工知能〉と〈人工知性〉』(iCardbook)、共著に『絵でわかる人工知能』(SBクリエイティブ)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(筑摩書房)、『ゲーム情報学概論』(コロナ社)、監修に『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)、『マンガでわかる人工知能』(池田書店)などがある。
Facebook:https://www.facebook.com/youichiro.miyake
専用サイト:https://miyayou.com/

「2018年 『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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