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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784802614948
感想・レビュー・書評
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日本の経済的低迷は人災であり、政治家、日銀、財務省による誤った経済政策以外の何ものでもない。政治家は選挙で落とせるが、日銀と財務省をなんとかしないといけない。抜本的な財務省、日銀の改革や組織再編を行わないと日本人のビンボーは続く。
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利上げは早いという考え
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この方が書いた本だから当たり前ですが、正直に正確な内容が書かれていました。
知識を高める為に読んでよかたったです。 -
著者の中では、骨太な部類に入る本。
マクロ経済学と金融政策の原則を元に記載があり、勉強になる。財政で注目する指標が書かれており、説得力があると思う。30年間、一回も経済が上向かないのはどう考えても政治 財政の失敗であり、政治官僚の無謬と向き合わない限り、このまま低成長のままとなってしまう。
財務省も意見が異なるなら統計データを用いて反論すれば良いと思う。現状は著者の意見の方が説得力があるように思う。 -
金融リテラシーを身につけるためには良い本。マクロ経済に関する話しがメインで、昔大学で受けた経済学を再受講したような感じがした。
著者の断定表現は気持ち良くもあるが、起こった出来事に対しての評論の様に聞こえ、意見の後付け感をひしひしと感じてしまったのは残念である。(あくまで個人的に感想であり、事実は分かりません。) -
いかに財務省、金融界が舵を持たず本来の仕事をしていないかが良く分かる。
図が明解に描かれていて何回も見ていくことで理解できてきた。 -
1. 投資詐欺と金融リテラシー
- 投資詐欺事件の増加が懸念されており、特に老後不安を煽られた人々が狙われやすい。
- 読者には経済の全体を理解し、正しい判断を下せる金融リテラシーを身につけることが求められる。
2. 経済の基本概念
2.1 商品価格と経済ニュース
- 商品の価格が上昇することはミクロ経済の話であり、マクロ経済の観点からも理解する必要がある。
- マスコミは経済ニュースを悪く報じることが多く、投資の観点から注意が必要。
2.2 マクロ経済とミクロ経済
- ミクロ経済は個人や企業の経済活動を、マクロ経済は国全体や世界の経済を分析する。
- 経済全体を見渡すことが重要であり、政府の政策が証券会社の利益に寄与している場合がある。
3. お金と金融政策
3.1 お金の定義
- お金は貨幣や通貨を指し、価値の尺度、交換手段、価値の保存の機能を持つ。
- 中央銀行が供給する通貨の総額を「マネタリーベース」と呼び、流通する貨幣量を調整することが可能である。
3.2 金融政策の種類
- 金融政策には金利を上下させる伝統的な方法と、お金の量を調整する量的緩和政策が存在する。
- 政府はインフレやデフレに対抗するために、総需要を管理する必要がある。
4. 経済ニュースの影響
- 経済ニュースは多くの人に影響を与え、誤解を招く場合がある。特に円安やインフレに関する報道に注意が必要。
- 円安は日本経済の成長に寄与する可能性があり、輸出企業の利益を押し上げる。
5. 金融リテラシーの重要性
5.1 会計の基本
- 貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)は企業の財務状況を理解するために不可欠である。
- 資産と負債の差し引きが企業の純資産を示し、投資判断に影響を与える。
5.2 不良債権とその影響
- 不良債権の存在が経済に与える影響について詳細に説明し、適切な判断が求められる。
6. 政府の経済政策と国民生活
- 政府が採用する金融政策は、国民の生活に直接影響を与える。特に税制や社会保障に関する政策は重要である。
- 相続税やその他の税金が国民に与える影響についても触れ、改革の必要性を訴えている。
7. 結論
- 経済リテラシーを高めることは、自分自身のお金を守るために非常に重要であり、正しい情報を基にした判断が求められる。
- 政府やマスコミが提供する情報に惑わされず、自らの目で経済を見極める姿勢が重要である。 -
起きている経済状況には、必ず背景があり、そのような動きをしている。マスコミに踊らされずに、しっかりと情報をとらえ考えていきたい。
著者プロフィール
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