- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784803001259
感想・レビュー・書評
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よくあるタイムスリップ物ですが、
この物語ではタイムスリップするのは「携帯電話」。
明治時代の青年と、現代の少女の恋物語。
一言で言えば
これぞ、純愛。
本当に素敵で、大好きな作品です。
最後の演出は、はっとするほど素敵です。
ただ、文章が少しだけ軽く、ライトノベルのようなので
★は4つとさせていただきます。 -
【あらすじ】
高校生の未歩は、母と二人暮し。亡き父の思い出を引きずる未歩は、母から突然、再婚相手を紹介されて動揺する。
そんなとき、ふとしたアクシデントが元で未歩はケータイを失くしてしまう。
その夜、未歩は自分のケータイに電話をすると、電話に出たのは100年前、明治時代の青年・時次郎だった。
互いにとまどいつつも、次第に惹かれあっていく二人。しかし、「別れ」のときは確実に近づいていた…。
百年の時を隔てた恋物語。 -
泣けた
最後は映画より面白かった -
もう出版されていない、ずっと探していた作品。映画の脚本の書き下ろしだったようで。
SFは苦手分野で普段は積極的には読まないはずなのに、どこかでこの作品のレビューを読んでから、ずっと読みたくて、見つけた時に迷わず購入。この本に出会えたことに感謝。
最初の軽めな出だしからは想像出来ない切ない恋愛小説。
過去・現在・未来と時を越えて人を想う気持ちが素敵で、SFだからこそなし得たこの設定に何度も泣けました。
そしてまた、切ないだけの恋愛小説ではなくて、人の生きる道や思春期の微妙な心情をすくい取り、主人公が成長していく様を描いていく展開も読んでいて気持ちのよいものでした。 -
元々は映画だった作品を小説化したもの。だからなのか、セリフが他の小説よりも多いように感じたのは気のせい?それでも読みやすくて、ラストは切なすぎる!時代を超えた恋愛、というのが、私としては新鮮でした。
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映画が良かったので小説も読んでみた。
映像では、お互いの顔を見ることができないことを見落としていたけど、小説でそれを実感してもどかしい思いをした。
時次郎さんの小説のタイトルが最高に切なくて胸が苦しくなる。できれば時次郎さん目線のこの小説も読んでみたい。
ストーリーを知っていてもまた泣いてしまった。
読んで良かった。
2014/10/11 -
どんどん引き込まれていった。
読みごたえは少し足りないが、面白い。
ラストが出来すぎ。ここだけが残念。 -
素敵すぎる♡
古本屋で見つけたときはバンザイしたい気分だった。
でもやっぱりハッピーエンドがいいなぁ…