まずは、「信じる」ことをやめなさい ~脳、宗教、歴史からわかった人を操る「サイン」の秘密! 騙されずにこの時代を勝ち抜くただ一つの方法
- 泰文堂 (2013年2月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784803004229
作品紹介・あらすじ
なぜ人は、神や指導者に救いを求めるのか?「信じる」をやめれば仕事も人生も変わり出す。苫米地英人が初めて語る新・幸福論。
感想・レビュー・書評
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世の中は嘘だらけ。いろいろな都合で古代の昔から騙され続けていることがよくわかった。よく考えたら国家とは目に見えないものであり、突き詰めていけば人の集まり。そう考えれぼ、何かしらの陰謀が内包されていて当然だと思う。人や組織をあてにしてはならない。本当にほしいものは自分で手に入れることしかできない。与えられると思ったら、与えてくれる人の思い通りに動かないといけない。思い込みや決めつけによってどれだけの時間と労力、心労を背負っているだろう。洗脳から解き放たれて、自分の目で現実の世界を見よう。今、目の前は幸せで溢れている。自分が幸福だと思えば、幸福なのだから。
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教会の権威を重要視しないプロテスタントたち、『聖書』の教えにひたすら忠実に従おうとするプロテスタントたちが、資本主義という経済のブレークスルーをもたらしたと指摘しているわけです。22
民主主義は優勝劣敗の世界であり、強者の論理です。何が優勝劣敗を決め、何が強者を決めるかといえば、それはマネーにほかなりません。24
民主主義は、いわば資本主義推進のための、ポスト「プロテスタンティズムの倫理」だったといわなくてはなりません。20世紀の資本主義を駆動させた、強烈なエンジンだったわけです。25
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やりたくないことをしていれば、どんどん自分に自身を失い、結果についても責任を持てなくなります。人間、やりたくないことは、いくら足掻いてもうまく成し遂げることができないからです。221
私は、やりたくないことをやっている人のことを、奴隷と呼んでいます。つまり、奴隷とは、最後の最後まで自分が本当にやりたいことを見出せない人なのです。222
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まず、私達は幼少の頃から強烈な洗脳を施されているのだという。
日常や仕事で楽しい、わくわくすることがない人は、心の中に恐怖というアンカーを埋め込まれているのだそうだ。
そうなると、今まで当たり前に世間の常識と教えられてきたことにも疑問を持ってしまう。
そのアンカーさえ外せば幸せになれるのだろうか。
トリガーとアンカーという洗脳道具によって自身の自由を阻まれているのだとすれば、しっかりと思考、判断する力が欲しい。 -
やりたいことを、やる。
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・本当にやりたいことをやっていれば、人間は幸せになれる
(自分が不幸だと思っているのは、本当にやりたいことをやっていない証拠。著者にいわせれば、やりたくないことをやっているのは奴隷に等しい。社会や世間や親やテレビから洗脳されているので、自分が本当にやりたいことがわかっていない。やりたいと思わされている=洗脳されている。また、恐怖心を利用して支配する側[世界的資本や政治]は国民や大衆をコントロールしている。ゆえに、救われようとすると、それを利用されて支配される)。
要旨はこれだけに尽きる。
洗脳支配の例を読んでいると気分が悪い。読後感悪い。 -
2013-06-23
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今までの当たり前の慣習をすて、やりたくないことは止め、やりたいことをする。
単純だけど今生きてる人にとってこれほど難しいことはないと感じた。 -
著者の本は1冊に最低3つの内容がいつも入っているが今回も
「宗教」「政治」「経済」「幸福」(これは哲学かな)と盛りだくさんだ。あ、それと「コーチング」もあったね。ビジネス関係の例が納得することしきりで面白く読めた。
最終的に読者に幸福になってもらう、そして読んでいない人も幸福になる仕掛けがあって、さすがだなと思った。 -
信じる=何かに囚われたり、奴隷になるということ。
その盲目的に何かを信じるのはやめて、自分の幸せは自分の尺度で探そうという内容でした。
私が日々思ってた、テレビを通じての洗脳、宗教などに対する不信感を理論的に分かりやすく書いてあったので、「あー自分は間違ってないのかも」と思えた。
(でも盲目的に信じることはしないけど)
ちなみに「幸せ」は、「多くの人が感じられる幸せ」の意味。