みんなが書き手になる時代のあたらしい文章入門 (スマート新書 2)

  • ピースオブケイク (2017年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784803011364

みんなの感想まとめ

文章を書く目的は読者を動かすことにあり、効果的な構成がその鍵を握っています。本書では、接続詞やマトリョーシカ構造、カメラワークの視点を用いて、抽象的な文章術を具体的な技法に落とし込む方法が紹介されてい...

感想・レビュー・書評

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  • 文の書き方でいろいろ参考になった。接続詞という方向指示器や、主張―理由―事実のマトリョーシカ構造、遠景・近景のカメラワークなど、抽象的な文章術を誰でも使える技法にまで落とし込んでいる。「曲がっちゃいけないところで曲がると迷子になる」という説明は実践的。

    また、文章を対話として捉える視点も納得。起転承結や「?」→「!」の流れ、自分ツッコミの導入は、読み手を巻き込むための具体的な手順として役立つ。「読ませる」ではなく「読者とキャッチボールする」という姿勢は、SNS時代の文体にもよく馴染むのだろう。

    とりわけ「引き算」の思想は示唆的だった。野菜ジュースのように盛り込みすぎた文章を避け、何を書かないかを決めることで読みやすさが生まれるという。独りよがりは避けるべし、文章とは読者の時間を尊重するための設計であるという倫理観が重要なんじゃないか。書き手が激増した今こそ。こんなことを感じた。

  • 本書内で説明されることが、カチッ、カチッと、頭の中でパズルのピースがキレイにはまっていくような感覚になるのを感じた。
    人を納得させる文章の構成について、映画のカメラワークを例に説明している講が一番興味深く感じ、また、納得できた。
    「接続詞を入れてもしっくりこない→曲がっちゃいけないところで曲がろうとしている。」 思わず、なるほど と声に出していた。
    スマート新書の特長のスマートさを生かして、リビングに置きっぱなしにしておき、いつでも手に取り読み返したいと思えるほど、内容に満足できた。

  • わかりやすく学びがあった。

    ●文章を書く目的、それは読者を動かすことである。

    ●文章は表情が見えないので論理が必要。おもしろい文章やうまい文章は、論理をクリアした先にあります。

    ●文章の面白さは構成で決まる
    構成は映画で学ぼう。注目するのは、カメラの位置と距離、そして役割。

  • スマート新書は本からWebへの移行の象徴となりうると思う。
    パブリッシングの歴史の教科書で取り上げられそうな気がする。
    特に古賀さんの本は内容もまさにそんな時代向けで素晴らしい。

  • 本書のあまりの小ささに驚くが、例え話も想像しやすく、
    全体的に簡潔にまとまっていて分かりやすい。
    テクニックというより読み手に優しい文章にすることだと感じた。


    以下勉強になったこと。

    接続詞を使う→読者を迷子にしない
    起転承結
    自説とは真逆の一般論→自らの主張→理由、事実→一般化した結論
    ?問いかけ→! 一緒に考えるスタンス
    何を書くかではなく何を書かないか
    想定読者→具体的なあの人/あの頃の自分



    関係ないけれど本書の発行所の名前にニヤリ。

  • 週刊ダイヤモンドの特集から、この本にたどり着く。記事と内容は似ている。

    文章を書く目的、それは「読者を動かすこと」である。長い文章ではなく、接続詞が大事。「起転承結」の構成にする

    文章のなかに「対話」の要素を持ち込む 。
    読者に成り代わって自分の文章にツッコミを入れる

    すべての文章は『手紙』である
    自分は誰に向けて書くのか、を意識しよう

    学んで書く。取材、執筆、推敲。

  • 古賀史健さんの本は読みやすい。
    さすが文章本を出すだけのことある、易しい分かりやすい表現を使われる方で、本書も大変勉強になりました。
    文章を書く目的は何か?
    どういう文章がいい文章か?
    納得してしまうことばかりの内容でした!
    生きていくうえで文章を書くことは必ず必要です。
    読んで損のない一冊です。

  • KindleUnlimited

  • 「書きたい、伝えたいものを上手く書く」と言う視点ではなく、「読み手が読みたいと思うように書く」という事が一番大事だと改めて気付かせてくれました。

  • 主張
    理由
    事実…理由を補強する客観的事実

  • もっと上手に書けるようになりたい。そんな想いで読み始めた本。たくさんのヒントが書かれていたし、読みやすくて説得力も◯。

    【新しい気づき】
    •論理的に書く…
    読んでる人が道に迷わないように。

    •主張→理由→事実の順に書く。
    マトリョーシカ的に。

    •起転承結
    起承転結では「転」で裏切られた感じになる。
    「起」で全体の状況を示す。次に「転」できるように、意識して自分の主張とは反対のことを書く。

    •誰に向けて書くかが大事
    1.特定のあの人
    2.あの時の自分
    いずれかに向けて書くように意識する。

  • 文章構成で、起承転結ではなく、転を最初に持ってくるといいらしい。
    「主張→裏づけ→逆説」ではなく、「主張に反する意見→主張」にすると◎
    読み手の心を動かす文章のわかりやすい作り方が述べられている。

  • 人は正しいだけでは動かない。
    心に残った一文だった。

  • 小さい本だけれど、大事なことがコンパクトにまとめられていて、とてもよかった。

  • 【論理的文章のマトリョーシカ】p31
    ①大マトリョーシカ 主張:その文章を通じて訴えたい主張
    ②中マトリョーシカ 理由:主張を支える理由
    ③小マトリョーシカ 事実:理由を補強する客観的事実

    おもしろい文章には、かならず「?」のギモンがあり、それが「!」の解決に変わる瞬間があります。「?」が「!」に変わる瞬間こそが、読書の醍醐味であり、"納得"なのです。

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著者プロフィール

●古賀史健(こが ふみたけ)
 1973年、福岡県生まれ。ライター、株式会社バトンズ代表。『取材・執筆・推敲』『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(共著・岸見一郎)、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』ほか著書多数。2014年「ビジネス書大賞・審査員特別賞」受賞。構成に幡野広志さんの思いをまとめた『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』(ポプラ社)など。

「2021年 『雨は五分後にやんで 異人と同人Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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