転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す 3 (アース・スターノベル)

著者 :
  • アース・スター エンターテイメント
4.09
  • (8)
  • (11)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 105
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803014198

作品紹介・あらすじ

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す最新第3巻!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フィーアは、第一騎士団長シリルの領地サザランドにシリルとともに向かう。ここは前世で大聖女の時の護衛騎士のカプーノスとの思い出の場所でもあった。しかし、その後、この地は哀しい騒乱の地になっていた。ふだん、軽いノリのフィーアではあるが、今回はなんかしんみりした展開になる。前世も、今世もフィーアはために生きるいい子だよ。

  • 黒竜ザビリアが霊峰黒嶽へ戻り、フィーアは第一騎士団に復帰、シリルとサザランド訪問にいき現地で第13団騎士団長カーティスと出会う。
    騎士団と原住民とは10年前の事件により確執があり、300年前には黄紋病で危機的状況にあったところを大聖女に救われていた。
    フィーアはその言動により大聖女セラフィーナ・ナーブの生まれ変わりと認定され、ふりをすることに。
    誘拐されそうになっていった先の洞窟では変異した黄紋病の患者たち、心配したカーティスは大聖女を守ろうとした住民により瀕死の重傷を負い黒騎士カノープスの記憶を取り戻す。
    アルテアナガ皇弟ブルー・サファイアはルード騎士家を訪問し、フィーアを探しに王都へ。
    親衛隊隊長の白騎士シリウス。

  • 登場人物の掘り下げに必要な巻。 シリル団長の生い立ち、フィーアの前世、カーティスの前世。大事です。

    ネットではいきなり前世で、単調に感じ飛ばし読みしてしまったストーリーですが、まとめて読めば楽しめました。

    書き下ろしもたっぷりです。

  • 第一騎士団に復帰したフィーアは、シリル団長とともに彼の領地であるサザランドへ向かう。そこは前世の護衛騎士の領地で彼女も一度訪れたことがあり、大聖女信仰が強い場所だった‥
    今回はフィーアの前世のエピソードが登場し、彼女の背景がわかってきた。前巻で活躍したザカリアや魔物騎士団が登場しないのは寂しいが、フィーアが無自覚に周囲の人々を癒していく様子は楽しい。

  • 過去メイン回。
    300年前のセラフィーナの環境がキツイ。

    認めてくれる人達も多かったけど周囲は厳しくて、過去あんなんなのに良くこんなんになったなぁと思う。前巻のザビリアじゃないけどすごい。
    大聖女だからなのか、そういう子だから大聖女になったのか。
    フィーアが絡むとコメディになりがちなのは彼女の精神構造なんだろうなぁ。

    書き下ろしも面白かった。書き下ろしでの掘り下げが多いから、その後で読み返すと本編も真面目な部分で笑えてしまったりするのが楽しい。

  • 面白いは面白いんだけど、本編を進めてほしかった。こんなとこて過去編ぶちこまれてもなぁ。。。過去編が悪いとか、そんなことはないの。でもね、違う。今読みたいのはそこじゃない感が強くてね。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

ライトノベル作家。小説投稿サイト「小説家になろう」にて『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?』を連載し、人気を博す。

十夜の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×