千夜千食物語 敗国の姫ですが氷の皇子殿下がどうも溺愛してくれています (2) (アース・スター ルナ)

枝豆ずんだ 鴉羽凛燈

• 泰文堂 (2023年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

第一皇子の息子カイ・ラシュとの一悶着を、鞭打ちに耐えるという苦行で乗り越えたシェラ姫。
これをきっかけにカイ・ラシュはシェラに惹かれていく……。
城の外の様子を知りたくて、イブラヒムを言いくるめ城下に繰り出したシェラ姫は、そこで出会った奴隷マチルダ（元パン職人）を雇用し、ピザパーティーを開幕させたり、戦勝祝いの宴で奇跡の力でイブラヒムをうっかり落としてしまったりと大忙し。
そこに、聖女バルシャが現れ事件を起こすが──

やることが全て裏目（？）にでて、関わる人々を沼らせる、天然人たらし系幼女の絶品グルメをご堪能あれ！

感想・レビュー・書評

[Nさんの感想 · 2023年12月7日]

前回はクズな奴らとその行動の酷さ以外楽しめてたんだが…期待し過ぎたのか落差が…。何故話せばいい事を話さないのだろう?それでこじれてるトコいっぱいあるよね?問題の先送りも多い気がするし…。シェラの人格も矛盾してる気する。エラの人格が影響してるのを出したいのかもだが、境目がわかりにくい。今回それいる?ってのが多めな印象。聖女の話もイブラヒムの話も特別書き下ろしの第二王子の話も。聖女の話はしょうがなくても登場時と比べて後出し感と余りの長さに辟易したし、イブラヒムと第二王子のはマジそれいる?って感じだし…。第三王子の正妻が今後絡むとしてもその話じゃなきゃいけなかったか?と問いたい。第二王子のは初回購入の特典だから余計にだな…。今後出る予定なのかもだが、したらその時で良くない?内容暗いしグロいしさぁ…特典で付けるもんじゃないと私は思う。終わり方は悪くなかったし続きは気になるが…うーん、次はどうしたもんかなぁ。

著者プロフィール

投稿サイト「小説家になろう」や「アルファポリス」で活動中。著書に『出ていけ、と言われたので出ていきます』（ツギクルブックス）、『野生の聖女は料理がしたい！』（ヒーロー文庫）、『あやかし姫を娶った中尉殿は、西洋料理でおもてなし』（アルファポリス文庫）などがある。

「2023年 『『飽きた』と書いて異世界に行けたけど、破滅した悪役令嬢の代役でした』 で使われていた紹介文から引用しています。」