樹木とその葉

著者 :
  • 田畑書店
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803803655

作品紹介・あらすじ

静岡県沼津市。壮麗な富士を仰ぎ見る地に居を定め、創作に邁進する牧水。その最も充実した日々に、脂の乗り切った筆でしたためたエッセイが一冊に編まれていた——大正十四年に刊行された名著を、読みやすいかたちで復刊。牧水の人間的魅力が最高度の日本語に結実した幻の書! (解説=正津勉/巻末エッセイ=南木佳士)

感想・レビュー・書評

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  •  樹木が無くなれば森は断ゆる。森が断ゆれば水は枯るる。水は自然の間に流るる血管。私の旅は水を愛する心から。若山牧水「樹木とその葉」、2019.10発行。健脚家でも、登山家でも、冒険家でもない若山牧水、ただ歩き続ける牧水。大正10年春から大正13年秋までに書いた随筆の収録。南木佳士さんの巻末エッセイが添えられています。

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著者プロフィール

1885(明治18)年、宮崎県生まれ。延岡中学時代から作歌を始める。早稲田大学英文科卒。早大の同級生に北原白秋、土岐善麿らがいた。1910年刊の『別離』は実質的第一歌集で、その新鮮で浪漫的な作風が評価された。11年、創作社を興し、詩歌雑誌「創作」を主宰する。同年、歌人・太田水穂を頼って塩尻より上京していた太田喜志子と水穂宅にて知り合う。12年、友人であった石川啄木の臨終に立ち合う。同年、水穂が仲人となり喜志子と結婚。愛唱性に富んだリズミカルな作風に特徴があり、「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけれ」など、人口に膾炙される歌が多い。また旅と自然を愛し『みなかみ紀行』などの随筆をのこした。27年、妻と共に朝鮮揮毫旅行に出発し、約2カ月間にわたって珍島や金剛山などを巡るが、体調を崩し帰国する。28年、日光浴による足の裏の火傷に加え、下痢・発熱を起こして全身衰弱。急性胃腸炎と肝硬変を併発し、自宅で死去。享年43歳。

「2021年 『歩く人 牧水紀行文撰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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