シティポップ短篇集

  • 田畑書店
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本棚登録 : 125
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803804300

作品紹介・あらすじ

シティポップが生まれた80年代、同時代の日本の「文学」は何をしていたのだろう? 世界のファンがSNSで甦らせたポップ音楽の背後には、同じ時代状況から生まれ、同様に日本オリジナルの発展を遂げた、都会文学の世界が隠されていた──きらめく都会の〈夢〉を優しく紡ぐ、「シティポップの時代」を並走した9つの物語を、いま、ここに。

感想・レビュー・書評

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  • 歳がバレてしまうけど 執筆者の名前に「おっお〜!」となり読んだ。どれも 80年代 90年代に発表された作品たちだけど 古さは感じなくて(ここで歳がバレる笑) すごく好き。都会短編文学っていうジャンルは存在すべきだと思うのは 田舎暮らしで いつまでも 都会に憧れているからかなぁ…なんて気分。大瀧詠一や松任谷由実を聴きながら 夏の1日 涼しい部屋で読書するのにもってこいの1冊だと思う。歳を重ねても 憧れた世界は 本の中で キラキラしてる!いい読後感でした。

  • Topics:「シティポップ」を読み解く 軽やかな「期待感の時代」 平中悠一さん、アンソロジー刊行 | 毎日新聞(2024/4/22有料記事)
    https://mainichi.jp/articles/20240422/dde/014/040/004000c

    ◆豊かさへの憧れと孤独[評]佐谷眞木人(恵泉女学園大学教授)
    <書評>『シティポップ短篇集』平中悠一 編著:東京新聞 TOKYO Web
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/330879?rct=shohyo

    4月10日発売『シティポップ短篇集』に片岡義男の短編作品が再録|お知らせ|片岡義男.com 全著作電子化計画|作家・片岡義男の電子書籍作品公式サイト
    https://kataokayoshio.com/news/news_2024_0410_02

    シティポップ短篇集 | 田畑書店
    http://tabatashoten.co.jp/citypop/

  • 80〜90年代の青春小説のアンソロジー。
    片岡義男、川西蘭、銀色夏生さんなどの9作品が収録されている。当時を知る人間としては、時代を感じる作品集だ。これを今の10代〜20代の子は、どう読むのかな。
    金も力もなかったけど、可能性だけはあると感じられたのが80年代だったんだね。

  • 有り F/ヒ/24

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著者プロフィール

片岡 義男(かたおか・よしお):1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、1974年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。1975年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。

「2024年 『日本語の外へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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