現代女流短歌全集 14

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  • 短歌新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803908398

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  • 1991年から1994年まで、著者35歳から38歳までの278首を編んだ第二歌集で第7回河野愛子賞を受賞。「水にほふ冬のはじめは街角にペンギンが立っているかとおもふ」「だれかいまわれを宥せし 白雲がひとつしづかに真上に来たり」「プールよりもどりて眠る子らのうへ羊の刻のひつじ雲をり」「草の穂の蜻蛉の目のあをみどり しづかにしづかに回る地球は」「群衆のやうな落葉がザザ、ザザとゆけりゆふべの西方橋を」「山鳩のこゑに似るとふ日本語よほーほろほーほろ愛し日本語」「アメリカで聴くジョン・レノン海のごとし民族はさびしい船である」「椿見ぬ春はさびしき うすくうすく紅さし死ののちも日本人」「あさがほの秋に残りし花の数 眼をとほく子は引き算を知る」「いつか子はわれを生むべしはるばると無限軌道をゆく風輪車」

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著者プロフィール

1956年、愛知県名古屋市生まれ。1978年、大学在学中に「コスモス」入会。現在、「コスモス」短歌会選者・編集委員。「NHK短歌」選者。産経新聞、中日新聞、熊本日日新聞、南日本新聞歌壇選者。毎日新聞書評委員。青山学院女子短期大学講師など。歌集に『水陽炎』『月光公園』『ヘブライ暦』(第7回河野愛子賞受賞)『希望』(第5回若山牧水賞受賞)『獅子座流星群』『エトピリカ』『憂春』(第40回迢空賞受賞)『純白光 短歌日記2012』(第6回小野市詩歌文学賞、第7回日本一行詩大賞受賞)『泥と青葉』ほか。

「2015年 『和歌で楽しむ源氏物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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