末法という危機的時代が生み出したスーパースターたちが説いた念仏の教えは、いかにして私たちに身近な行となり得たのか浮彫にする。
1960(昭和35)年、京都生まれ。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。ミシガン大学に客員研究員として留学。博士(文学)。京都文教学園学園長・京都文教大学学長(2021年12月現在)。第42回日本印度学仏教学会賞、第12回坂本日深学術賞を受賞。 主な著書に『法華経成立の新解釈』『進化する南無阿弥陀仏』(大蔵出版)、『大乗経典の誕生』(筑摩書房)、『菩薩とはなにか』(春秋社)、『鎌倉仏教』(KADOKAWA)、『南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経』(新潮社)などがある。 「2023年 『なぜ仏教は多様化するのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」