- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784804718286
作品紹介・あらすじ
こうすれば、自然とお客さまが「買う気」になる!4000人中1位、MVP・社長賞55回受賞など、桁外れの数字を上げ続けてきたトップ営業が、セールスプロセスごとに「何を、どう話せばよいのか?」を徹底解説した決定版。
感想・レビュー・書評
-
営業トークの良本。本書を読んで、改めて営業の基本は、綺麗事抜きに「トーク」であると考えさせられた。
お客様にベクトルを向けることを前提とするのであれば、これ以上ない実戦向きな営業本である。
◯営業トークは再現性があり汎用性が高い
・売れない原因のほどんどは営業トークの未熟さにある。
・売れない組織のほとんどが営業トークを日々ブラッシュアップしてない。
・アポ獲得数などはKPI設定して数字でケアしやすいが、トークはケアしにくくおざなりになりやすい
◯知的なフレーズがお客様の心を動かす
・◯◯様はいつも「完全無欠」ですね。
・「来年のことを言うと鬼が笑う」と言いますが、今年は◯◯様とお会いできて本当に良かったです。是非来年もご一緒させてください。
・◯◯様の「勇猛果敢」さんには、いつも勇気を頂きます。
・こちらが資料でございます。どうぞ「ご高覧ください」ませ。
・◯◯様の「ご高名」は、かねがね伺っております。
新卒時に先輩の動向につき、めっちゃかっこいいなと思った「忸怩たる思いです...」を連呼してたのを思い出した。
知的なフレーズは、たしかにお客様への印象をぐっと良くし、動かすパワーがあると実感している。
◯営業の基礎トーク
・二者択一話法「ありがとうございます。では月曜日の午前10時と、火曜日の午後1時でしたらどちらの方がよろしいですか」
・全てのアウトに「ちょうどよかったです。」
・イフトーク。「もし、始めるとしたら」で商品購入後の未来を描く
◯その他
・営業マンの実績がなければ、会社や組織、他営業マンの実績を使え。
・会話が途切れそうならキャリアを聞け。
・お客様の故郷ネタは絶対用意しろ。故郷を褒めれば、みんな嬉しい。
・「一緒に」頑張りませんか?は魔法のトーク。
・「◯◯さんのおっしゃる通りです。ただ~」はNG。イエスバット法は有名だが、「ただ」「しかし」の逆説は削ったほうが良い。たとえ日本語がおかしくても。
・頼むごとをするときは「あなたでなくてはならない」ことを強調して、自己重要感を満たせ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
俗に言うノウハウ本。
様々なユースケースを取り上げており、
参考になるトーク例も多々ある。
問題は、自身の性質と合わない点があること。
極端な褒めちぎりは、逆に嫌悪感を感じてしまうのは私だけ?笑
多くの例に共通する点としては、以下か。
・受け止め
・共感
-
自然と身に付いている部分もあり、初めて見るフレーズもあり、担当営業さんがいつも言われているフレーズもあった。勉強になりました。
-
システィマティカルに営業の会話の例文をあげながら、営業がすべきトークの展開などを中心に著述されている。大変わかりやすい。著者の本を他にも読んでみたいと思う。