「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える

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  • 大和出版
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本棚登録 : 584
レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804761848

感想・レビュー・書評

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  • 導入部の、「怒りという感情をどう扱うかが、心の健康や人間関係の質、ひいては人生の質をきめる」という部分に惹かれ読み始めました。
    コミックエッセイ「ツレがうつになりまして」で有名な細川貂々さんと対談したこともある精神科医の先生の著書でした。

    全体的に優しく、わかりやすい文章で、読みやすい。
    紹介されている事例もとても身近なものも多く、先生はわかってくれているんだ…という安心感を覚えました。

    1、2章で怒りという感情が持つ意味、怒りが生じる事例…を読んでいるうちに、「自分が感じる怒りに多いのは、この考え方だった」ということがわかりました。
    3章で紹介されている怒りの原因「役割期待のずれ」は、初めて聞く言葉だったけど納得する内容ばかり。先生が専門とする「対人関係療法」の意味がわかります。
    4章以降では、こういう話し方をしてみましょう、こういうふうに考えてみましょう、という実践的な内容も書かれています。

    振り返ると、私はなかなか、怒りの扱いがへたくそ。
    なんでこんなことで自分は怒ってるんだ~!と二次的な感情も湧いて落ち込んでしまうこともあります。

    「怒り」は、「困ってしまった自分の心の悲鳴」。

    突き刺さりました。
    楽しく、心おだやかに、生きていきたいもんね。
    答えはシンプルなのにね。
    まずは自分ができると思った内容から、取り組んでみよう。

  • アドバイスは毒を含んでいる。アドバイスというのは相手を否定するものだから。相手のアドバイスは相手の心の悲鳴ととらえることで対処する。なるほど・・・。
    怒りつづけることで損なわれるのは、相手の人生ではなく、自分の人生。そのとおり・・・。

  • これはかなり参考になる、怒りの解消本です。
    解消・・・というか?
    怒りの原因を解体して、受け入れていく感じでしょうか。

    わたしは大変参考になりました。

  • 怒り・・・いつもこの現象と対面する。 ちょっとしたことが態度に出てしまう。 これを如何にコントロールするかにより、これからの人生が変わる。 この一冊では、収まりきらない。

  • とても参考になった。
    できるといいな。

  • 怒りの種類・原因についての解説。対処法も実用的で読みやすい。
    自分の中にイライラを感じたら、この本のことを思い出すようにしたい。特に自分で作り上げた「ストーリーを手放す」ということを心がけたい。
    「被害者モード」にならず「主体性モード」に。

  • 怒り、消えましたねー。
    この本を選んだのは、著者が対人関係療法専門で、他書がとてもよかったから。当たりですた。

    ムカっとしたとき、自分は相手に何を期待してたのか、相手への役割期待に気付く、役割期待を変える、相手の領域と自分の領域はわけて考える、相手には自分の知らない相手の事情がある、などなど。

    理不尽な攻撃は、実は相手が困っていて、その相手をしてあげている、という、
    実際そこまで菩薩のようにできるかはわからないけど、知っているだけでラクになるし、めざしたいなあと思った。

  • 怒りの解決を相手に求めるのではなく、自分の中で解決するのは人生の満足度の上でとても重要だと思う。自分が勝手に相手に求めている役割の期待が外れることなんて、私たちの日々の生活のなかでよくあること。水島広子さんの対人関係療法の他の本も良書。

  • すっと読めて、実用的なアドバイス。
    怒りを静めるための本当の処方箋というべき本である。

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著者プロフィール

水島広子(みずしま・ひろこ)
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、国際対人関係療法学会理事。主な著書に『自分でできる対人関係療法』『トラウマの現実に向き合う』『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』『怖れを手放す』『女子の人間関係』『自己肯定感、持っていますか?』『「毒親」の正体』などがある。

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