大人のための「困った感情」のトリセツ

著者 :
  • 大和出版
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本棚登録 : 346
感想 : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804762456

作品紹介・あらすじ

精神医学の見地から解き明かす、心と気持のカラクリ。

感想・レビュー・書評

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  • H31.3.31 読了。

     怒りや不安、不機嫌などの自分の感情とうまく付き合っていくには、どうしたら良いかノウハウがわかりやすく書かれていて勉強になった。困った感情が起こった時に、また読みたいですね。
     著者の診療の経験から書かれた「感情をコントロールできる人は自由に生きられる。」という人になりたいですよね。

  • 水島広子さんの著書は久しぶりです。
    こちらは読魔虫さんの本棚にあったので読んでみました。

    身体感覚が危険を知らせるが、感情にも何かを知らせる機能があるということで、いろんな感情を章ごとに独立して紹介されている。感情の「役割」と「基本」を押さえて上手にどう「活用」したらよいのか取説のように指南書としてどこから読んでもよい感じ。
    親友ノートに状況、相手の言葉、自分の気持ち、親友ならなんていうかという記載をしたり、自動翻訳機の活用も自分と相手を置き換えて客観的な視点になれそう。
    「不機嫌なのは意識が今にないから、過去の何かを引きづっている状態、現在に頭を切り替える」ということを試してみよう。
    「不機嫌な人には相手の領域を尊重する」という対応は実践できそう。
    「罪悪感の自動翻訳機で、相手にどんな影響があるか、どんな気持ちか、相手を主役にして行う」というのも役立ちそう。
    ポジティブ思考にとらわれない、自分のありのままの感情とどう取り組むか、直視して対処した方がその感情を手放せるとのこと。怖れずにやってみよう。

  • THE感情の女なので、感情に振り回されがちだけど、感情も用法容量守って適切に活用しよう!って思えた 結局感情はありのままそのまんま素直にぜ〜んぶ感じきれば良いんだ〜て感じだし、人は人、俺は俺、相手の領域と自分の領域をしっかり大切にすれば良!職場でも不法侵入してくんなや!ってよく腹立つけど、「あなたはそう思うんだ、へえ、了解。」って今後もやろ〜っと。

    〜まとめ〜
    感情は自分を守るために働くもの!本来の目的で活用しよう!
    怒り:困っている
    不安:安全が確保されていない
    不機嫌:今は本来の自分ではない
    悲しみ:何かを失った
    悔しさ:あったかもしれない可能性を失った、自分の尊厳が傷つけられた
    寂しさ:つながりが途絶えている
    罪悪感:相手を思いやれていない

  • 怒り、不安、悲しさ、悔しさ、不機嫌などの困った感情の裏側にある自分の心の本当の状態を知ることができた。どの感情にも理由があり、怒りや不安はその代替として表面に出てきているに過ぎない。大切なのは、その理由を自覚し、正しく受け止めてあげることだとわかり、少し気持ちが楽になった。

  • 感情の役割をある程度決めておくことなのかな。
    悔しさが2種類ある、は言われてみればその通り。あったかもしれない可能性を失った感覚と、自分の尊厳を傷つけられた感覚と。
    比較が自分の尊厳を傷つけるものというのもそのとおり。

  • 「困った感情」7種類について、具体例を交えながらの、水島先生独特の温もりのある理性的な解説。具体例のバリエーションが豊かで、さすが臨床の人間の気持ち専門家です。
    中でも、「不機嫌」が困った感情に含まれているのは新鮮でした。これまで不機嫌はただの悪徳...怠惰とか強欲とかの仲間だと思っていたけれど、『本来の自分が発揮できていない』状態の、“感情”だったとは。そしてその不機嫌の原因は過去にあり、それを引きずっていて意識が「今」に向いていないわけで、「今」にフォーカスすることが処方箋とのこと。やってみよう。

  • 怒りや不安といった自分で扱うのが難しい感情がなぜ起こるのか、表出する感情のもとにあるものを分析している。困った感情への具体的な処し方が紹介されているとともに、そのような感情を抱いている人への接し方や相談の受け方も記されている。相談を受ける側としてさらに詳しく知りたくなった。

  • 感情が何のサインなのか、ということに学びがあった。
    不安は安全ではないというサイン、不機嫌は本来の自分ではないというサインなど。
    それを自覚することで変わることがありそう。

  • 診療内科の医師から勧められて読みました。
    認知の歪みや感情に気づく上で、どう消化するのかという点で参考になりました。最近瞑想を始めているので、気づきの瞑想と組み合わせてみると良いような気がしています。例えば怒りを捉えたら何に困っているのかについても気づくとか、避けて通れない不安だとか、気づきを深めることもできるんじゃないかと思います。迷走してしまうのかもしれないが。

  • 精神科医で対人関係スキルを治療に取り入れていることで有名な水島広子さんの困った感情についてどう向き合うかの本。「癒すこと」は忘れることではなく関係を再構築するプロセス、「悔しさ」は見返すためではなく(それだと自分をそういう状況に陥れた人と同じレベルのまま)そんな人のことを気にする必要はないと割り切ることで自分が飛躍できるなど、とても参考になる。図書館で借りた本で返却日が来ているので改めて再読してみたい。

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著者プロフィール

【著者】 水島広子
精神科医。慶應義塾大学医学部卒、同大学院修了(医学博士)。摂食障害をはじめとする思春期前後の問題や家族の病理が専門。うつ病などへの治療効果が実証されている「対人関係療法」の日本における第一人者であり、対人関係療法専門クリニックの院長。慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。元衆議院議員。著書に、細川貂々と共著の『それでいい。』シリーズ(創元社)、『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)、『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』(紀伊國屋書店)など多数。

「2022年 『死にたいのではなく、こんなに生きづらい人生からおりたいのです(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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