自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

著者 :
  • 大和出版
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本棚登録 : 678
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804762531

作品紹介・あらすじ

人生を思い通りにコントロールできる!対人関係療法の第一人者が贈る、楽しく、ラクに生きるヒント。秘密は「自己肯定感」にあります。

感想・レビュー・書評

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  • いきなり自分を好きになろう!とするのではなく、まずは他人に対する見方を変えて、ありのままを受けいれ、リスペクトする。
    他人をリスペクトできると、自分も良い感じを抱け、自分自身もリスペクトできるようになるという流れ。


    ・意識しようと思ったこと

    相手にも「何か事情があるのだろうな」と考え、
    相手の「ありのまま」を受け入れる。
    評価も条件もいらない。

    決めつけは相手の領域を侵す。
    自分を主語にして、自分の気持ちを話すことで、相手の領域を侵さず、リスペクトを示す話し方となる。

    否定→〇〇したいが減る→自分が本当はなにをしたいかわからなくなる。
    「べき」ではなく、「したい」で動く!

    「ダメだ」より「大変だったね」と自分に言う。

  • 本屋さんで気になって購入。
    自己肯定感は20代~30代のときの自分のテーマでもあった。いろんな本を読んで、自分で向き合ってきて、現在は自己肯定感の持ち方を自分なりに掴んできたと思う。
    この本を読んで、自分の取り組んできたことが簡潔に述べられていて、正しくその通り。と同意できることがたくさんあった。もっと早くから読んでいたら人生楽だったかもしれないけれど、人間経験することが糧になっていくので、時間をかけて気づいていくことも大事なのかなと。
    自己肯定感を持てなくて悩んでいる人に、是非この本を読んで欲しい!

  • 20151122
    ・自己肯定とは優れた自分を誇ることではなく、ありのままの自分をこれで良しと受け入れること。

    ・自己肯定感の低い人間は自分の気持ちを上手く伝えられないが故に、相手に自身の気持ちを汲んでもらいたがる。他者への依存。

    ・自分を大事にしなければ、相手の事情、例えば不機嫌など、を考えてあげる余裕すらなくなる。

    ・自己肯定感が低いと、自分の正しさを相手に押し付けてしまう。

    ・「〜だから尊敬できる」は「条件付きリスペクト」。相手の生い立ちや環境、歴史を想像して、評価を下さずに無条件で受け入れるのを「リスペクト」として本書は定義する。

    ・優れた人へは当然評価を下したくなるが、そうでない人には評価をしたくないはず。つまり評価する、という行為こそが他者をリスペクトできない原因なのである。

    ・すべての人には生まれ育った環境があり、その影響は大きい。しっかりしている人はしっかりものになる環境や素質があったからなったのであり、しっかりしていない人はそのような環境になかっただけとも言える。
    こう考えると、すべての人には事情があることが理解でき、ありのままの相手を受け入れる思考がえやすくなる。
    この時誤解してはいけないのが、ありのままを受け入れるのが、相手の全てを肯定することではない、ということ。当然褒められないような、悪いことをする人はいます。これに対して全てを肯定するのではなく、そういった対応しかできない環境にあったその人を哀れむような、あるいは可哀想だと思うような感情を抱きつつも、その人の苦しみ(こういう人はほぼ100%上手くいかない現況に苦しんでいる。助けを求めている)を理解しようと努めたりする態度が取れる。

    ・心を閉ざしている人ほど受け入れられたいと思っている。

    ・友達が多くても孤独を感じる人はたくさんいる。作られた、演じられた自分で人と関わっている限り、孤独に感じることになる。本当の自分で関われていないからだ。
    演じるのは嘘をつくことであり、誠実さに欠ける態度である。人が許容してくれる能力を初めから低く見積もって接しているとも言える。これは相手にも伝わる。
    ただし、正直な気持ちを話して怒るような相手に対しては自分を作るのではなく、距離をおけばいいのである。

    ・人の非常識な行為に対しては、そこに至るまでの事情を推察する余裕があると、「こいつはとにかくいやだ」という姿勢よりはストレスも小さい。
    ただ、相手に事情があるからといっその結果全てを受けいれる必要はないのである。

    ・決めつけて相手の悪い所を非難したり怒りを覚える前に、とりあえず相手の話を聞いて理解してみる。そして善であれ悪であれ、相手がその行動に陥った納得する理由(なるほど、という感覚)を得ることができるはず。
    得ることができないならまだまだ聞き足りない証拠。

    ・人は変わらないもの、ではなく、
    人は変わろうと思ってもなかなか変わらないもの、である。
    つまり人が変わるにはきっかけ、タイミングがあるということ。
    これを前提としたら変わらない自分を責めるよりも、今はこれでいい、と自分を受け入れるほうが心は楽になる。
    これは自分でも他人でも同様に言える。

    ・他者へのリスペクトの一つ。話し方。
    「あなたは〜だから」という決めつけや相手の領域を侵害する話し方は反発を生みやすい。
    それよりは「自分はこう思った」と自分を主語において話した方が相手も受け入れやすい。

    ・他人に対して評価を下すのは人の常。それ自体は当たり前のことであり、悪いことではないが、意識しておかねばならないのはその下した評価はあくまでも一時的なものである、ということ。一時の不寛容な態度で決めた悪い評価をいつまでも引きずるのは非生産的だし、場面場面でその評価が変わるのも常だ。
    つまり、その一時の評価を唯一絶対のものとせず、かつ自分こそが絶対に正しい、という考え方を捨てなければならない。ここが相手にま事情があるのかもしれない、と推察するポイントである。

    ・他者へのリスペクトがなぜ自身へのリスペクトに繋がるのが。
    これは相手のありのままを受け入れる姿勢はとても寛容であり、悪いものではない。という点に答えがある。
    自分を追い詰めて見つめすぎると否定的な感情ばかりでてくるし、〜だから好き、などという条件付リスペクト をしていたら相手との比較で尚更ネガティヴになる。
    こうならないため相手をリスペクトすることによって「人間みんな頑張ってるんだな」という共有する感覚を持つようになり、ダメな自分を生産的に目を逸らすことができるようになるのである。

    他人のリスペクトが自身のリスペクトに繋がる。
    決めつけてず、他人を無条件でリスペクトする。

    ・他人に親切に接する時のやさしさを感じなが他人と接する。

    ・自己肯定のために自分のいい所を探すのは全く的はずれ。
    無条件で自分も受け入れるのである。
    これは他人だけでなく、自分もいろいろな事情の中で頑張っている存在なのだという認識に繋がる。

    ・ダメな自分を「ダメだな自分は」と思うのではなく、それでもなお一生懸命生きていると自分を「傷ついたのに大変だったね」と言ってあげることが大事。

    ・自他への「〜するべき」という姿勢は他人の顔色に流されているだけと言えるし、そこにはリスペクトもない。それよりは「自分が〜したい」という姿勢の方が良い循環へと繋がる。

    ・自分のいい所をあげるのではなく、悪い所をあげてみる。

    短気、
    せっかち、
    自己防衛のために相手を攻撃しがち、
    躁鬱が激しい、
    人によって態度が違う、
    笑顔が下手、
    声が高い、
    声量が小さい、
    具体的な夢がない、
    人見知り、
    子供の頃に弟妹を大事にできなかった、
    お爺ちゃんに冷たい態度をとったまま亡くなってしまった、

    挙げればキリがないようにも思えるが、
    これら自身のハンデを背負いながらも一生懸命他人の渦の中で生きている自分を一度認めてみてはどうだろう?
    ここまで懸命に生きてきた自分を、他人を、愛おしくは感じないだろうか?恥ずかしながらもね。

    ・人間関係を円滑にするために自分を演じるのは相手は他人を理解、受け入れようとすることはないだろうという否定的な考えがあることが原因とも言える。
    人間は努力する存在であり、慣れというものもある、最初は正直なありのままの自分の姿勢に驚かれるかもしれないが、相手にも成長の余地があることを認識して接することもまたリスペクトと言えるのである。

    ・アティテューディナル・ヒーリング

    ・共感は万能の対応、反応ではない。相手の体験に対して自分も同じだ!という反応を返すのはいい場合もあるが、相手への理解へは繋がらない場合も多々ある。無理に共感する必要はなく、ただ一生懸命生きている相手を黙ってでもありのまま受け入れる、という姿勢の方が大事だし、暖かい空気を感じることもできる。

    ・ありのままの自分の自分の時しか、相手のありのままを受け入れることはできない。

    ・自分と同じ意見、という繋がりに囚われすぎてしまい、現実には多様にある意見を受け入れられなくなってしまっている人間もまた自己肯定は実は低い。

    ・相手と仲良くなりたい、距離を縮めたいからと言って、心を開いてほしいと求めるのは暴力である。
    人にはそれぞれ心地よい距離感があるのであり、その点を自分と同じ感覚を求めるのもまたリスペクトに欠ける行為なのである。
    徐々に心を開いていく過程、これこそがリスペクトとも言える。

    ・たとえ親切心でも無理に相手と関わろうとするのは相手はきっとこうしてもらいたいだろうという決めつけの心がそこにはある。
    例えば悲しみを抱く相手への無理な励ましはかえって事態を深刻化させる可能性がある。この時はえりのままの相手を受け入れて、見守る、という行為が相手に対するリスペクトとなる場合もある。
    もちろんこの点は千差万別だ。

    ・よかれと思って、というのも一つ、相手の領域に踏み込む行為である。
    〜するべきだ、という親しい人への厳しい助言は相手の反発を買う。それよりは自分はこうしてほしいと思っている、とあくまでも自分の領域で話を伝えれば相手の領域は犯さないから、反発も生じにくい。

    ・世の中に同じ人間はいない。
    同じ感覚を持ち、共感する部分の多い人とは確かに仲良くなりやすいが、この共感ばかりを求め、形だけの繋がりに陥る可能性とある。
    極論を言えば相手のことは100%理解できなくても良い。
    ただ理解できなくても、相手の意見を尊重し、信頼を伝えるだけでも相手は安らぎを得ることができる。
    信じる、ということだ。

    ・相手にも安全や安心、温もりを伝えることが自身の自己肯定に繋がる。

    ・よくある意見の一つだが、沈黙を怖いと思うのは「何か喋らなければつめらない人間と思われる」という思い込みであり、相手が少し話疲れたな、と思ったりして黙っている相手の領分を無理に犯す結果に繋がったりするのである。
    話さなければならない、という前提は捨てていい。

    ・「自他をリスペクトしなければならない」ではなく、
    「力を抜けば自然とリスペクトできる」が正解。
    〜すべき、や決めつけから抜け出す、力を抜いてみる。


    ・久しぶりの星5。
    自分に当てはまったり、答えを探していた部分が大いにあった。
    変えなければ、変わらなければ、という無理して力むことをやめようと気づかせてくれた点も自身には新鮮に感じた。

  • 内容は以前読んだ怒りがスーッと消える…と似通っていたけど、読みやすかった。
    自己認識を変えるより、他人への認識を変える方が簡単、自分を大切にすることこそ自己肯定感、相手の領域を守ること、○○すべきという発想から○○したいという発送への転換など、なるほどと思えることがたくさんあった。
    自分を好きになりたい=今の自分が好きではないということが既に自己肯定感を下げているということに目から鱗が落ちる思いがした。

  • 簡単にまとめると「まず周りの人に決めつけをしたり評価を下したりせずにあるがままの状態を受け入れ、リスペクトしましょう。そうすれば自然と自分のことも好きになれます」という内容の本。

    言ってる内容は良さそうな気はしているが、本当にこれでうまくいくのか、しばらくの間検証してみようと思う。

    (9/29追記)
    本の内容を意識してみながら一ヶ月ほど過ごしたが、確かに以前と比べて周囲にイライラすることが減ったように思う。ただ、やはりそのリスペクトを自分に向けるのは難しい。時間が必要なのかもしれないし、心がけを変えてみた方が良いのかもしれない。

    ('19 6/20追記)
    この本を読んでから1年。完璧にこなせないながらも内容を頭の片隅に置いて生活したところ、気づいたら自分のことを以前より尊重できるようになっていたし、漠然と感じていた生きづらさみたいな気持ちもだいぶ薄れてきた。
    この本を読んで良かったと思う。強いて言えば自分の心理を変えるのは簡単ではなく、気長に取り組む営みであるということを本の中で強調してもらえていたほうが良かったかも。

  • 自己肯定感を「自分」を見つめて高めていくのではなく、「他人」の見方を変えることによって高めていこうという本。

    よく見る自己肯定感を上げる本などでは、ワークがあったり過去の自分と向き合ったりする方法が登場するが、エネルギーを使うし1人で落ち着ける時間が必要だし...ということであまり実行できずにいた。
    しかし、この方法では日常生活の中で関わる人々を見ながら、捉え方を変えていくため、特別に時間を設ける必要もなく、継続的に実行できる。

    他人の評価をしないことで、自分の評価をしなくなっていき、自己肯定感が高まる。理論的だと思う。
    ただ、相手も相当自己肯定感低いだろうことから私を攻撃してくる人がいるため、素直に文章を受け止めることが難しく、あの人にもこれ読んでほしいわ...って思ってしまった。

    とりあえず今度彼氏と別れる時にこの本プレゼントする。

  • 自分を好きになろうとしても、周りに対してイライラや不信感を持ってしまう自分にガッカリする日々、、
    この本は自己肯定感を持つカギは、周りへのリスペクトと置いています。
    周りに優しくすることで、自分にもやさしくできる。
    ようやく、自分のほしい答えが見つかった気がします。
    自己肯定感を持つ世界は、想像以上にあったかい!
    運命の一冊です。

    特に人好き、周りに優しくしたいタイプの方はすんなり腹落ちし、実行しやすいかも。

  • (07.28.2017)

    リスペクト。言うのは簡単だが実践するのは非常に難しい。だけど、まずは本の通り頑張ってみたい。

  • 自己肯定感を持つにはまず周りの人を敬ってリスペクトすること。そうすることで初めて自分に自信を持って自分自身を好きになることが出来る。周りの人を馬鹿にしたり、周りの人に傲慢な態度をとっているようでは、いつまでも自己肯定感はもてない。

  • 購入:2015/12/29
    読了:2016/1/10

    今回の本も色々と重要な気づきがあった。

    「決めつけ」と「リスペクト」は両立しない。決めつけを手放し自分の領域と相手の領域を尊重することで、「本当のつながり」が生まれる。本当のつながりを持つことで、自己の肯定感も高まる。
    自分に対する「決めつけ」を手放すことはかなり難しいため、他人に対する「決めつけ」を手放す方から始める。
    「安心できる場所」とは、決めつけも評価もされない場所のこと。

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著者プロフィール

水島広子(みずしま・ひろこ)
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、国際対人関係療法学会理事。主な著書に『自分でできる対人関係療法』『トラウマの現実に向き合う』『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』『怖れを手放す』『女子の人間関係』『自己肯定感、持っていますか?』『「毒親」の正体』などがある。

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