日本の昔話 11号

著者 :
  • チャイルド本社
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本棚登録 : 44
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805424742

作品紹介・あらすじ

この昔話に登場する男は、「鬼は内、福は外」と言ってしまったから大変、本当に鬼がとびこんできました。この意表をつく発想から生まれたお話だけに、ありふれた節分のいわれを説く昔話と異なり、子どもたちの興味をひかずにはおかないでしょう。虎の皮のふんどしと米をとりかえるところやみんなが鬼をいやがって豆をなげつけている時に、鬼といっしょに酒を飲んだり、唄をうたったりするところは、思わず吹き出したくなり、節分の話として、こんな愉快な昔話は、あまり類がありません。しかも、貧しい男が、鬼のおかげで幸せをつかむという楽しい結末になっています。

感想・レビュー・書評

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    節分の日、貧しいおじいさんとおばあさんにはまくための豆がありません。豆をまかず「おにはうち」と言い間違えたとたん、鬼がやってきて…? ユーモアたっぷりの昔話。(出版社HPより)

  • 2017.01 1-3

  • ちょっと変わった節分のお話です。
    ほんわりと心が温かくなったんじゃないかと思います。

  • 貧乏な夫婦が、豆のない「豆まき」をするのですが、間違えて「鬼は内、福は外」と言ってしまいます。
    鬼がやってきて鬼のパンツを売ったお金で鬼をもてなすと、大金持ちになりました。

  • ※テスト

  • 昔は節分のころは、天気も変わりやすく病気になることが多いと言われてきたので、その病気を追い払う行事として豆まきが始まったそうです。豆には魔物を追い払う力があると信じられていたのですね。
    そんな豆まきの時、間違って「おにはうちふくはそと」って言っちゃったら・・
    とってもいい鬼の絵本です。

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著者プロフィール

奈良県生まれ。昭和女子大学名誉教授。児童文学評論、民話研究、創作と幅広く活躍。絵本に『おじいちゃんのごくらくごくらく』『まよなかのたんじょうかい』『ミツバチぎんのおくりもの』(以上、鈴木出版)、『お母さん、ひらけゴマ!』(ポプラ社)など多数。

「2020年 『いろりから でてきた くろい て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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