若い読者のための世界史

  • 中央公論美術出版
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805504765

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた本。

    タイトル通りの本。
    古代~現代までの世界史をダダ~~っと駆け抜けた感じ。

    著者はヨーロッパの人なのかな。ヨーロッパのことが中心で、日本のことはほとんど出てこない。(当たり前か)
    その昔習った、世界史のおさらいみたいな本です。
    ただし、不真面目だった私には、初めて聞く言葉も多く、また、当時無理矢理覚えた言葉が、こういう意味だったのかと、知るきっかけにもなった。

    古代と中世は読んでいて面白かったので、ちゃんと専門の本があれば読んでみたい気持ちになった。

    この本が書かれた当時はまだ第二次世界対戦が始まっておらず、広島・長崎への原爆の投下、それによる敗戦、そして復興に関しては初版出版から50年後にあとがきとして付け足されていて、とても身近に感じた。

  • 学校で習う世界史と基本的には同じ内容だが、ヨーロッパ人目線による有史以来の戦争に対する反省と、平和を願う気持ちが現れていた。
    完全に上から目線のローマ人と中国皇帝と欧州の最も優秀な生徒である日本人の話が面白かった。
    高校の世界史便覧と世界地図を見ながら読みたい。

  • 著者は、歴史が好きで好きで、歴史から様々なことを学び取った人なんだろうな。

  • 和訳がこなれてないのが非常にもったいない。内容が良いだけにそれが残念。原文でチャレンジしてみたい

  • 美術史家が若い頃に書いた本。装丁が気に入って古本屋で買ったまま積んでいたところ、この間銀座の教文館に新しい本でもないのに平積みしてあったので、読んでみた。人名がドイツ語名になっているのが面白い(フランスのルイ14世がルートヴィッヒ14世になってたり。)。

  • 2009 2/5

  • 記録用:05年度史学概論レポ

著者プロフィール

1909年ウィーン生まれ、2001年没。20世紀最大の美術史家。ロンドンのウォーバーグ研究所所長兼ロンドン大学教授を務める。ナイト爵位、メリット勲章、ゲーテ賞、ヘーゲル賞等世界各地で多くの賞を授与された。

「2019年 『美術の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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