承諾、拒否権、共同決定: 未成年の患者における承諾の有効性と権利の形成 (日本比較法研究所翻訳叢書 68)
- 中央大学出版部 (2014年3月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784805703694
作品紹介・あらすじ
本書は、生命倫理と法の観点から、特に、医療行為における子どもの患者の承諾能力、承諾の有効性等の問題について、「患者の権利とは」「法における未成年者とは」「医師法システムにおける成文・不文の権利について」等の同問題をめぐる根本、そして周辺の問題に論及しつつ、広範囲な視点から論じたロートエルメル博士の著作「承諾、拒否権、共同決定―未成年の患者における承諾の有効性と権利の形成―」の翻訳書である。本書に掲げられたテーマと考察の各々はいずれも興味深く、また、示唆に富み、今後、わが国においても同問題が大きな議論の対象となるであろうと思われるところ、有益な視座を提供する一冊である。