認知症の知りたいことガイドブック: 最新医療&やさしい介護のコツ

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  • 中央法規出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805826980

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  • 認知症のひとは感情が保たれているから、感情に働きかけるような方法で接する。例えば優しいしぐさや温かい眼差しで関わる。
    不安や孤独感には、手を握る、肩を抱く、背中をさするなど非言語的コミュニケーションが効果的。

    「さっき」「また」という言葉は混乱のもと。

    「夕方症候群」では相手が疲れた頃を見計らって「疲れたから帰りましょう」と言ってみると納得されることがある。また昔の話、雑談をしてりして心を通わせ、この人は安心だという気持ちになってもらう。それは不安の解消になる。

    場所の見当がつかない
    簡単な道具の操作ができない
    著しい物忘れ
         ↓
    徘徊・混乱・間違い行動・不安な気分・パニック

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著者プロフィール

1929年愛知県生まれ。53年、東京慈恵会医科大学卒業。74年、「長谷川式簡易知能評価スケール」を公表(改訂版は91年公表)。89年、日本で初の国際老年精神医学会を開催。2004年、「痴呆」から「認知症」に用語を変更した厚生労働省の検討会の委員。「パーソン・センタード・ケア」を普及し、ケアの第一人者としても知られる。現在、認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長、聖マリアンナ医大名誉教授。認知症を描いた絵本『だいじょうぶだよ――ぼくのおばあちゃん――』(ぱーそん書房)の作者でもある。

「2019年 『ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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