女はみんな「うつ」になる (シリーズCura)

著者 :
  • 中央法規出版
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本棚登録 : 56
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805830130

作品紹介・あらすじ

個性的な生き方をしていると誰もが認める女性が増えてきたが、彼女たち自身は「生きやすい」と満足しているわけではなさそうだ。旧態依然とした人間関係に苦しみながら、仕事や趣味に「生きがい」「自分らしさ」を見つけようと必死に努力する女性たち。彼女たちの間に、プチうつなど心に問題を抱える人が急増しているのである。そこで、恋愛、仕事、母娘関係などにスポットをあて、女性を悩ます「うつ」について考える。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の中でもやもやしていたものを著者が明文化してくれたことで、読了後すっきりした気分になった。

    「これ私のことが書かれてる」と思い当たる節が多かった。
    女性の大半も同じように思うところが多いと思う。
    共感する箇所は人それぞれだろうけど。

    女性の思うとおりに、ステキに生きられる社会はいつか訪れるのだろうか。

  • まぁそうでしょうねぇ、という実例がいろいろ載ってる。
    で、私は鬱なの?どうすればいいの?という所は、結局「病院行け」という事のよう。
    人間の脳の事ってほんと何もわかってないよね。
    体の事もだけどさ。
    医者を過信してはいけないね。

  • 仕事に結婚に育児と女性がうける社会的ストレス、ホルモンによる感情の変化、更年期障害、母親の影響等々、女性がうつになる、もしくはうつと自分で思い込むケースが網羅されている。

  • 身に覚えのある思考パターンの列挙にドキッとしました。でも、そういう思考パターンは認識の歪みからならなるものだと認識すること、あらかじめ把握しておくことは、感情の暴走を確かに防いでくれると思います。武器になる本だと思いました。

  • これもお勉強のために。生きづらい世の中だなあとしみじみ思う今日この頃。

  • …みんなはならんでしょ。

  • 鬱は一体どういう状態で、何故女性に多いのか。
    その疑問を解決するのに、分かりやすくて良かったです。

    もちろんここに書かれている以外の可能性もあるでしょうが
    なるほど、と頷く事も確かです。
    思い込みうつ、というのには驚きでしたが
    思いこむ事によってそちらに動く、と考えると
    簡単にその状態に陥ってそうです。

    そして男性、というか旦那さま。
    そう、仕事をがっしりされている方に限って
    終わったら何をしていいのか分からず、後ろをうろうろ…。
    よく聞く話ですが、それもうつの原因になろうとは。
    気持ちを、押し込めてはいけません、という結論もありますが
    それ以上に、話せる人を作らなくては、です。

  • 症例がたくさん、解決方法はむむむ。という本だ、まただ。

  • うつ病の発症率は女性の方が高いというが、この本を読むと、そりゃそうだなあ、むしろ生涯で1度も発症しない人は超ラッキーなんじゃ、と思ってしまう。

    で、ちなみに発症を招く「認知のゆがみ」がどんなものか例示されているが、笑っちゃうくらいのヒット率だった。しかも最近、いまさらながらに「FRIENDS」を見まくっているため、「この状況がもしsitcomの1シーンだったら?」と考えるクセが出来つつある私は、「私(登場人物)がひとつずつそれを読み上げ、最後に "Oh, it's me!" とさりげなく言ったところで観客爆笑」というシナリオを描いて、なんか満足した。この「もしもsitcomだったら思考」は、自分の状況を客観的に捉えて、且つ笑いに転じられていいね!!便利!

  • 女にとって働く事は高い収入が仕事の成功とは限らない。「自己実現」「誰かの役にたっている」というのが働く「動機や目的そのもの。「自分らしく働く」など。実際には厳しい道を選ぶ事で、自分を追いつめ、心身エネルギーをカッコさせてしまう場合もある。

    勝間和代

    仕事や趣味を通して、生き甲斐や自分らしさを手に入れなければならないという新しいテーマ。

    紀香はコワイ、エビちゃんになって愛されたい。

    果敢に社会に切り込んでいった先輩が、男性の何倍も働いたり、それでも認められなかったり、あげくのはてに父親や恋人に逃げられたり、といったなかでストレスを溜め込み、うつや燃え尽きの悲惨な状況をみている内に「そうならずに生き残るのにはかわいい女として自らを偽装するしかない」と気づいてしまった。

    よくある香山リカ の本。さらっと読む本。

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プロフィール

精神科医・立教大学現代心理学部教授。
 1960年7月1日北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒。学生時代より雑誌等に寄稿。
 その後も臨床経験を生かして、新聞、雑誌で社会批評、文化批評、書評なども手がけ、現代人の“心の病”について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心を持つ。

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