認知症でも心は豊かに生きている: 認知症になった認知症専門医 長谷川和夫100の言葉

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  • 中央法規出版
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805881903

作品紹介・あらすじ

> 私たちは認知症にどう向き合えばよいのか? <
> 介護に大切な3つのスキルとは? <
> 誰もが生きやすい社会とは? <

■“不安”を“生きる力”に変えてくれる 
長谷川和夫先生の言葉たち■

「大事なのは今を生きること。今日ある今を生きることです」
「認知症になっても、人としてのプライドを失うわけではありません」
「認知症ケアに必要な3つのスキルは、寄り添うこと、聴くこと、右脳に働きかけることです」……。

認知症医療の第一人者にして、3年前に自らも認知症であることを明かした長谷川和夫先生が贈る“大認知症時代”を生きる日本人へのメッセージ。
穏やかに綴られる言葉の一つひとつが、“認知症が不安なあなた”“認知症になったあなた”“認知症の人を支えるあなた”の心を解きほぐし、前向きに生きる力を与えてくれます。

【著者プロフィール】
認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長。聖マリアンナ医科大学名誉教授。1929年愛知県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。1974年「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発。1991年に改訂。医療だけでなく、パーソン・センタード・ケアの普及、啓発、教育に尽力。「痴呆」から「認知症」への名称変更の立役者。2017年に自らが認知症であることを公表。

【目次】
序 章 認知症研究の第一人者が認知症になってわかったこと
第1章 認知症を恐れるあなたへ
第2章 身近な人が認知症になったら
第3章 認知症介護に必要なパーソン・センタード・ケアとは?
第4章 認知症700万人の時代を生きる心得

感想・レビュー・書評

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  • 保健・医療・福祉の領域で知らない人はいない長谷川式認知症スケールで著名な著者が認知症に…。認知症者や高齢者を介護する家族、認知症に対して不安を持つ一般の人々、さらには専門職にも向けて、一当事者(患者)としての言葉で、認知症患者の「世界」を伝えています。
    学修が進んだ後に読み直すと、また違った感想が持てる思います。

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000941671

  • N680

  • 認知症専門の医師が認知症になり、当事者の気持ちや家族の在り方を読みやすい短い文章でまとめられています。認知症患者だけでなく、人と関係についても考えさせられました。

  • 読む時間なく返却。再読予定。

  • 内容もさることながら、後書きで娘さんが書いている部分が、亡くなる前の父のようで、思わず母にメールで知らせてしまいました。

  • 100の言葉と簡潔に書かれた内容がとても読み進めやすく、本が苦手な人でも気軽に読めると思った。
    HDS-Rの発案者。。臨床で日常的に使ってるスケールだから、すごく不思議な気持ちになった。
    どんな人でも認知症になりえるけれど、知識のない人は自分が認知症になることに抵抗があり恥ずかしく思う人がまだ多く存在してると思う。そういう介護、医療の世界をあまり知らない人にこそ読んでほしい一冊。
    認知症の方にとってどういう対応をするのが適切なのかも書いてあるので今後に活かせる。私はほとんどが知ってることではあったけど、日頃できてないなぁと思うこともあり、改めてこういう風に接していこうと思わされた。

  • 認知症予防の医者として長年認知症を見てきたのに88歳で自分が発症、どんなにつらい思いをしたか。
    とても示唆に富む内容だった。
    ちょっとした理解と心がけが、患者自身と周りの人間の混乱とストレスを緩和し、そして病気とうまく付き合ってゆける、そのあれこれ実例。
    「おじいちゃんは私たちのことを忘れても私たちは思えているから大丈夫」
    この一言でほっとした顔になったという人の話が特に印象に残った。
    そういう一言がいえる昔ながらのつながりのある社会がやはり必要なのだなあ。

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著者プロフィール

1929年愛知県生まれ。53年、東京慈恵会医科大学卒業。74年、「長谷川式簡易知能評価スケール」を公表(改訂版は91年公表)。89年、日本で初の国際老年精神医学会を開催。2004年、「痴呆」から「認知症」に用語を変更した厚生労働省の検討会の委員。「パーソン・センタード・ケア」を普及し、ケアの第一人者としても知られる。現在、認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長、聖マリアンナ医大名誉教授。認知症を描いた絵本『だいじょうぶだよ――ぼくのおばあちゃん――』(ぱーそん書房)の作者でもある。

「2019年 『ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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