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- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806010029
感想・レビュー・書評
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「森のやうに獣のやうにわれは生く群青の空耳研ぐばかり」
「逆立ちしておまへがおれを眺めてた たつた一度きりのあの夏のこと」
「横たはる獣のごとき地の熱に耳あててゐたり陽がおちるまで」
「ブラウスの中まで明るき初夏の日にけぶれるごときわが乳房あり」
「透明を重ねゆくごとき愛にして汝は愛さるることしか知らぬ」
「振りむけばなくなりさうな追憶の ゆふやみに咲くいちめんの菜の花」
好きだなぁ、いいなぁと思った。
短歌に興味を持つ、きっかけになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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