あらすじで読む世界の名著 No.1: 世界文学の名作が2時間でわかる! (楽書ブックス)

制作 : 小川 義男 
  • 樂書舘
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本棚登録 : 94
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806119272

感想・レビュー・書評

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  •  世界の名著を紹介する本で、簡単な作家の生涯と作品から入り、四ページほどで作品のあらすじをまとめているのは大したことなのであろうが、表紙にあるように二時間で全てが読める訳もなく、またなんとも絞りすぎて味気なさを感じざるを得なかったか。
     やはり名作というものは、作品全てを読み通してこそ、そのある意味苦行の先の光明が、時代を経ても朽ちず、通じるものがあるからこそ名作なのであろう。
     それでもここからでも興味が湧く本はあるとは思う。

  • 4-8061-1927-X
    C2097\1000E.

    あらすじで読む世界の名著 №1

    2004年3月6日 第1刷発行

    編著者:小川義男(おがわ よしお)
    発行所(株)中経出版

    --------------------------
    誰が為に鐘は鳴る ヘミングウェー
    動物農場 オーウェル
    風と共に去りぬ ミッチェル
    怒りの葡萄 スタインベック
    阿Q正伝 魯迅
    車輪の下 ヘッセ
    ジャン・クリストフ ロマン・ロラン
    桜の園 チェーホフ
    ドリアン・グレイの肖像 ワイルド
    女の一生 モーパッサン
    アンナ・カレーニナ トルストイ
    罪と罰 ドストエフスキー
    レ・ミゼラブル ユゴー
    はつ恋 ツルゲーネフ
    嵐が丘 E・ブロンテ
    アッシャー家の崩壊 ポー
    若きウェルテルの悩み ゲーテ
    リヤ王 シェークスピア
    ドン・キホーテ セルバンテス
    ガリア戦記 カエサル
    --------------------------

    手にした理由は 
    それなりのお年頃の時に読んだはずなのにストーリーの破片さえ思い出せないものがたくさんあったから。

    かろうじて自分の記憶と近いものはレ・ミゼラブルだけ

    阿Q正伝に至っては、今読んでも良く分からないww

    どのお話も読後気持ちのいいものではなく、当時の平民は大変だったのねとか、貴族って面倒なのねと感じる。戦争、貧困など天寿を全うして死ぬのは稀だったのかしら?

    ドン・キホーテは多分初めて通しで見たけど、主人公は現代であれば奇人というか、精神障害者扱いされそうな奇行をやらかすが、なんだかんだと村の人たちが面倒みる。現代よりも(現代の日本よりも)人間のつながりがあったかい感じ。(身近に居れば関わりたくないけど)当時のヨーロッパの田舎はこんな感じで助け合って暮らすのが普通だったのかな?
    田舎が舞台という事で、方言のような言葉が発せられた記述があるけれど、編著者は学校の校長先生経験者の様で偏見を若い人たちに植え付けない大人だったのか疑問を持った。

    若きウェルテルの悩みなんて 読んでいてつらかった記憶しか残っていない。
    字面を追い続けても、何が楽しいとか、為になるとか、まったくわからなかったし、今も。

    時代が変われば価値が変わるものもあるから、この本は古すぎたか、私はこの手の読み物を消化できないたちの様だ。

    名著と呼ばれるものは一体いつそういわれ始めたんだろう?評価したのは一般大衆なのか、学者先生なのか・・。

    一応最後まで読んだので、評価の☆は3ですが、手元に置きたい本ではなかったです。

  • 名作をそれぞれ数ページであらすじ紹介する本。
    名著とされる本のリストと、大まかな流れを掴むには○。


    目次

    誰がために鐘は鳴る
    動物農場
    風と共に去りぬ
    怒りの葡萄
    阿Q正伝
    車輪の下
    ジャン・クリストフ
    桜の園
    ドリアン・グレイの肖像
    女の一生
    アンナ・カレーニナ
    罪と罰
    レ・ミゼラブル
    はつ恋
    嵐が丘
    アッシャー家の崩壊
    若きウェルテルの悩み
    リヤ王
    ドン・キホーテ
    ガリア戦記

  • 【読了メモ】 (150711 10:18) 小川義男 編著 『あらすじで読む世界の名著 No.1』/中経出版/2004 Mar 6th

  • 部屋を片付けていたらこの本が出てきたので読んでみた。自分で買ったには違いないのだが、なぜこの本を買ったのか今となっては全くわからず。
    「名作だもん。あらすじくらい知ってたほうがいいよねー」とか思ったのか。自分。

  • 閲覧室 902.3||オガ

  • あらすじ本の世界文学編。

    少しずつ読んでいるけれど、なかなか進まない。作家のことも教えてくれるので、知識の強化としては良いかも。この中に収められている作品で、一つも読んだことがないというのは、ちょっと恥ずかしいので、「女の一生」でも読んでみようかという気になった!

  • あらすじ「世界の名著」編の1冊目。モーパッサン、魯迅とかそこらへん。

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