できる人は1週間を「168時間」で考えている: バランスよく時間を管理する技術
- KADOKAWA(中経出版) (2004年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806120896
感想・レビュー・書評
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私も会社に通って仕事をしていますので、平日の5日間(5分の7)は仕事が頭から離れないのは事実ですが、時間で考えてみると1週間=168時間のうちで8x5=40時程度であり、全体の30%程度にしか過ぎないという見方は、私にとってはコロンブスの卵でした。
1週間を7日ではなく、168時間で捉えることで新しい見方ができるような気がしましたので、この本を手に取ってみました。この本には、誰にでも平等に与えられている時間をどのように捉えるかによって、普段の生活が異なってくるというヒントが多く提示されていると思いました。
以下は気になったポイントです。
・「時間がない」という常識は、実は「1週間=7日」と考える固定観念に基づくもの、1週間は168時間あると考えると、4時間程度は自分のための時間として使える(p13)
・今週168時間の中で、「土曜日の午前中4時間」とか「毎日の通勤時間」というようにフォーカスして、その時間に「今週のテーマ」として目標にあげたことを実行するというのが現実的である(p17)
・通勤時間を有効に活用する発想として、1)通勤時間を短くする(職住近接)、2)通勤時間帯を変更(早朝出勤へシフト)、3)混雑時でもできること(4分メニュー)をする、である(p44)
・時間の使い方を考える前に、現代人の3大タイムイーター(時間くい虫):会議、電話、メール、を減らす(p78)
・会議時間を減らす方法として、1)必要最小限のものに参加、2)時間を減らす、3)密度を上げる、4)議題設定をする、5)開始時間を中途半端な時間から(例:12分から)、6)責任者を置く、である(p82)
・生活の質を高める80分メニュー(頭、仕事、財布、心、身体、人間関係に効く)を設定する(p94)
・80分メニューを実行する日として、月誕生日を利用する(p95)
・ストレス解消メニューとして、1)水と接する(シャワー、風呂、水泳等)、2)掃除をする、3)眠る(特に0時から2時までは成長ホルモンが出るので重要)、4・5)子供、ペットと接する、6)深呼吸をする(p116)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・1週間を168時間ととらえる
・起承転結を決める
・自分のヤル気の出やすい時間帯を知る
・ストレスマネジメント
①水と接する ②掃除をする ③眠る ④子供と接する ⑤動物と接する ⑥息を吐く
・ストレスマネジメント2
①全体性の回復:全機能をまんべんなく使う
②非日常性の原則:いつもと違うこと、気分転換
③洞窟願望:一人旅
④創造活動:料理・日曜大工
⑤カタルシス:大声を出す、涙を流す、物を捨てる -
あまり役に立たなさそうなので、途中でやめてしまった。