さわりで覚えるジャズの名曲25選―名盤ブルーノートから25人のビッグメンが集結! (楽書ブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806121138

感想・レビュー・書評

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  • マイクル・コナリーの<ハリー・ボッシュ・シリーズ>を読んだとき。主人公のボッシュはジャズ好きで、お気に入りの部屋で聴くシーンがよく出てきた。曲名や演奏者も書かれていた。どれかの巻末には林家正蔵が作中登場曲中心に書いた解説あった。また、ある時NHK教育テレビで「美の壷」という番組を観ていた。使われていた曲がすべてジャズ。オープニングはアート・ブレイキーの「モーニン」だった。いろいろなシーンで耳にするジャズ。その魅力が広く浸透しているからこそだろう。ところが、ジャズは難解で、敷居が高いものと思いがち。せっかく小説やTVで気になっても、そんな気持ちが邪魔をして、なかなか聴くに至らない。ガイド本を何冊か読んでみた。でも、文章を読んでも曲は聴かなきゃわからない。そんなときにこの本をみつけた。この本にはブルーノートの名盤から厳選した25曲のさわりの入ったCDが1枚付いている。素直に聴いて、気に入った曲をみつけたら、その曲の入ったアルバムを聴いてみる。その繰り返し。さらに参加ミュージシャンが気になれば、その人にスピンオフ。古いも新しいも気にしない。あくまで自由気ままに。いいなぁ、と思う曲をただただ聴く。少しずつだけど、好きな曲が増えていく。かっこいい曲、安らぐ曲、楽しい曲、夜の曲、ドライブ曲。そんな自分なりの無邪気なジャンル分けも面白い。今、ジャズの入門口に立ったところ。CD収録のさわり曲チュニジアの夜/アート・ブレイキー朝日のようにさわやかに/ソニー・ロリンズクール・ストラッティン/ソニー・クラークブルー・トレイン/ジョン・コルトレーン黒いオルフェ/デクスター・ゴードンクレオパトラの夢/バド・パウエル枯葉/キャノンボール・アダレイイエス・オア・ノー/ウエイン・ショーター処女航海/ハービー・ハンコックブルー・ボッサ/ジョー・ヘンダーソンディア・オールド・ストックホルム/マイルス・デイヴィスラウンド・アバウト・ミッドナイト/セロニアス・モンクオープン・セサミ/フレディ・ハバードトゥルー・ブルー/ティナ・ブルックススイート・ラヴ・オブ・マイン/ジャッキー・マクリーンソング・フォー・マイ・ファーザー/ホレス・シルヴァーアフロディジア/ケニー・ドーハムザ・サイドワインダー/リー・モーガンリカード・ボサ・ノヴァ/ハンク・モブレージェリコの戦い/グラント・グリーンレディ・ビー・グッド/ケニー・バレル聖者が街にやってくる/ジミー・スミスゴーイン・ホーム/スタンリー・タレンタインブギ・ウギ・ストンプ/アルバート・アモンズサマータイム/シドニー・ベシェ

  • ジャズには前から興味を持っていたが、何がジャズなのかもう一つ分からなくて、基礎的なことを教えてくれるものを望んでいた。CD付で25曲の名曲も楽しめるので買ってよかった。

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プロフィール

1947年、東京生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。日本ポピュラー音楽学会会員。大学在学中の1967年、四谷にジャズ喫茶「イーグル」を開店。以来、店を営みながら雑誌、ラジオ等でジャズ批評活動を展開、現在に至る。主な著書に『ジャイアンツ・オブ・ジャズ』(宝島社文庫)『ジャズ完全入門』(宝島社新書)『新ジャズの名演・名盤』(講談社現代新書)『ジャズ・オブ・パラダイス』(講談社+@文庫)。共著に『ジャズ構造改革』(彩流社)がある。

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