見ずには死ねない!名映画300選 外国編: この映画のここが面白い

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806122777

感想・レビュー・書評

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  • 名映画300選は、「必ず見ておきたい100本」と「こちらもおすすめの200本」に分かれている。「必ず見ておきたい100本」は、今見て面白いかどうかは別にして、客観的視点から名作が選ばれている。年代は幅広く、1930年代まで10本、40年代と50年代はそれぞれ10本、60年代と70年代はそれぞれ15本、80年代20本、90年代以降20本で合計100本。

    1本目は、1915年の「國民の創生」。100本目は2002年の「ボウリング・フォー・コロンバイン」である。

    年代が古ければ古いほど誰もが納得できる不朽の名作と呼ぶのに相応しい作品が選ばれており、90年代以降は「欲望の翼」、「さらば、わが愛/覇王別姫」、「アメリカン・ビューティー」など、必ず見ておきたい名作とは言い難い様な作品も出てくる。

    「こちらもおすすめの200本」は著者の好みが色濃く反映されており、名作ばかりではない。紹介文も50字程度でおまけと捉えた方がいい。

    見開き2ページで1作品(左下にこちらもおすすめの2作品)を取り上げ、文字が大きく読みやすいのが特徴。結末は書いていないので、興味を削がれる心配はない。左上にはビューポイントという、豆知識の様なコーナーが設けられ、作り手の視点からの解説もある。

    本書の発行年は2005年で、1番新しい作品が2002年と2024年の現時点からみると多少古い感じがするが、80年代以前は名作揃いなので、名作を見たい場合のガイド本としては良いかもしれない。
    名作と呼ばれる映画はあらかた観てしまったという往年の映画ファンよりは、今まで観た映画は数百本というようなライトな映画ファンにお勧めしたい。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00129647

  • 題名がとても面白かったので、この本を読んでみました。とても驚くことばかりでした。自分の知らないことばかりで、どんどん面白くなって行きました。最後にはもう一度見たいなと思えるようになりました。自分の知らないことがわかるようになるのが一番うれしいです。ぜひ、読んでみてください。

  • ですます調の映画評論には違和感があったが、著者が評論家ではないので敢えてそんな文体にしているのでしょうね。(図)

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