脳が若返るメモする習慣

著者 :
  • 中経出版
3.09
  • (3)
  • (4)
  • (22)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 107
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806123491

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 手帳やノートにメモを書き込むことは脳を刺激し鍛える上で大切なこと。そのことは普段から感じていたので既に実践していたが、まだまだ充実させる要素があるだろうという思いから手に取ったのがこの本。
    以下に共感したり、やってみたいと思った点を列挙する。
    ・アイデアは文字にして他人に見せてこそ価値が出る
    ・考えながら書くことで脳を刺激し活性化させる。
    ・ノートに書くことがプラス思考の強化につながる
    ・出会った人について時系列で気づいた点があればメモしておく。質の高い人間関係構築に役立てる
    ・笑いによって免疫力が強化されることから思いついた冗談をメモし、それを時々実践したり修正する
    ・アイデアを時間制限を設けどんどん書き出すことで脳の中で様々な記憶の断片が結びつき別の記憶を呼び覚ます
    ・納得できないことを書き留めることで今の自分を客観的に知る手段になる。「なぜ、そう感じるのか」、「こうすればいいのではないか」を書き込むことで解決策を考える習慣が身に付く
    ・失敗事例を書き出し、改善のための具体的な方策を書き込む
    ・無駄な会議の時間は自分の批判力を高める時間と割りきり、その場が持つ問題点を冷静に書き込む

  •  医学博士・作家、米山公啓「脳が若返るメモする習慣 誰でもすぐできる27の方法」、2006.1発行。私はメモ魔ですw。筆記具は常に携行、携帯電話は持たなくても。以前は夢を見た時メモるため枕元にも筆記具を。そして、日々の行動、ウォーキング、読書、健康関係など一冊の手帳に全て書き込んでいます。この本を読んで、そんな習慣が脳の活性化につながってることを確認しました。

  • 図書館

  • 日頃のメモの取り方について学べる。
    後から見て、意味不明な時もあれば、感動が蘇ることもある。良き循環を生む方法を考える機会になる。

  • ・書くことには記憶をひっぱりだす鍵の力がある
    ・よかったと思う事を書く
     プラス思考→海馬を活性化
     マイナス思考→鬱状態→海馬が死滅
     ストレス状態になったら小さな事でもいいからいい事を書いていく
    ・小説やエッセイはノートに時系列の簡単な設計図を書く。登場人物と年代を横軸にした図。矛盾なく執筆を進めることができる
    ・相手を笑わせることが出来たネタをメモしていく。
     ネタ帳。笑いは人も自分も幸せにする
    ・やりたいことのグラフを書く
     X列に時刻、Y列に願望の強さ
     直近の夢から遠い夢まで
    ・時間を決めてアイデアを出せるだけ書き出す
     (コンサルの研修であったなぁ)
    ・自分史を書く → 脳にいい
    ・失敗したら少し反省し、すぐ前を向く
     (ストレスを脳にダメージを与えるため)
    ・小説やエッセイなど書く時は一気に書く
     考えすぎてはいけない
    ・あとで考える。また明日にする。
     → 答えが出ない時も一日おくと出る事がある
      (寝ている時も脳が情報を整理して答えを出すってみたことあるなぁ)

  • 前にホームステイしたときのことブログに書き起こしてみようかな~とかいろいろしたいことが見えてくる、確実に私にとってプラスになる本。図書館で見つけました。ラッキイ~(^▼^)

  • 書くことというのは、脳が働いた結果と言ってもいいそうです。

    何より大切なのが、「考えながら書く」ということ。書くことにより情報への感度がどんどん鋭くなっていく。

    さらには、ブログにしても企画にしても、アイディアやネタを出し惜しみしないことが大切だと筆者は訴えていますが、これに関しては全面的に同意。

    よく、大切なアイディアを寝かせておいて、ここぞという時を見計らって出そうなんて考え方を持ってしまいがちですが、実際は一度寝かせたアイディアなどは、あとから見返すと意外とアラが見つかって出す気になれなかったり、結局すべて書き直してから出すことになったりして「慎重に寝かせておいた」意味がなくなってしまうことがほとんどです。

    寝かせるならあくまでアイディアやメモ書きをとっておくにとどめて、一度書き上げたものを大切にとっておくのはやめた方が無難。
    書き上げたならそのまま出してしまった方が、より次の一手に繋がることが多い。

    あとは、これも上に書いたことと似ているんですが、メモにしても書き上げた文章にしても「あとから清書はしない」というのが大切だとしています。

    なぜなら、書いた・思った・考えた時の「臨場感」も残しておくことが大切だから。
    湧き上がるようにガンガン書くことができた文章も、苦労して何度もひねりながら編み出した文章も、それぞれその状態にも価値がある。
    手書きのノートも、どれだけ字が下手でも清書せずに、書いたままのものを大切にすることが、「見返した時」に本当に価値のあるものになるということ。

    その時の字の乱雑さ、またはメモの中心になかったことが、あとから見返したら重要な指標になり得るということ。
    あとから見やすいようになどと考えて書き直すのは、もうすでに自分のノートとしての価値が薄くなってしまうということです。
    殴り書きのノートでも、そこにアイディアが詰まっていれば見た目関係なく重要な価値が詰まっているということ。


    結局大切なのは、まずは何より書いて残すということ。

    そのためには、必要なことかな?などと考えるよりも先にとにかく書くということが大切。

    で、大切なのはノートを持ち歩くということの他に、いつでも「見返す」ということが重要なようです。

    ノート見返すことによって、それが自分自身の視点の特徴をつかむ道具にもなる。
    そして無駄なことでもどんどんメモし、書くことで脳が刺激されさらに書けるようになる。

    とにかく、さっと記入し、いつでもどこでもあとから見返す。この体制をしっかり整えて、仕事の効率化等に活かせるように考えて行きたいと思います。

  • 44p

  • いろいろ書くと脳が刺激を受けるから、記録しましょう!という趣旨の内容です。
    例もたくさん挙げてくれていますが、「じゃぁ、具体的に始めるには、どういう準備(ノートや手帳にどんなものを選べばよいかなど)をして
    どんな感じに進めていけばいいか、というトータルなアドバイスがなかったのが、私にとっては残念な点でした。
    観点という意味ではヒントを多数もらったので、活用していきたいと思います。

  • 脳を活性化し、モチベーションを上げ、悩みを解決し、夢を実現することを可能にするヒントが詰まっている。今読んでも参考になり元気になる。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。『脳が若返る30の方法』(中経出版)などのベストセラーをはじめ、著作は280 冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。

「2022年 『脳がみるみる若返るぬり絵 花といきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

米山公啓の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート・マウラ...
小山 龍介
スペンサー ジョ...
佐々木 かをり
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×