マネジメント改革の工程表

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  • 中経出版
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レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806125266

作品紹介・あらすじ

人が育ち、現場がよみがえる。社員も社長もうれし泣きする「ゆとり」の経営改革。

感想・レビュー・書評

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  • 良い本でした。

    前著「目標を突破する 実践プロジェクトマネジメント」と併せて読むとすごくいいと思います。

    わかりやすい内容で、自分の現場でこの本のエッセンスをどう組み入れられるだろうか、ということを考えさせられました。

    1カ所だけ引用。

    『バッファはつまり、
     助け合うための心のゆとり、
     つまり思いやりの源泉でもあるのだ。』

    親方バッファというネーミングが秀逸だと感じる。

  • ODSCの立て方など、再復習した。虫の話しなどちょっとくだけた部分あるが、内容は、プロジェクトマネジメントの王道にして、筆者の汗を感じる地に足の着いた書と思う。類書の理論編も読み直そうと思った。

    ODSCのチェックポイント
    財務の視点
    顧客の視点
    業務プロセスの視点
    成長と育成の視点
    経営理念・経営スローガンの視点
    社会貢献の視点

  • よく見られる症状を平易な言葉で書いてる点は良かった。ただ、TOCやクリティカルチェーンをベースにと言う割に前半でその話が出たっきりで、ちょっと期待はずれ感があった。

  • 部署間の情報が断絶、誰も責任を取らない、ついに減収減益・・。そんな社内にはびこる大企業病に効く薬とのことです。改革の工程表を引くコツが図とマンガでわかりやすく掲載されています。

  • 読みやすい。わかりやすい。

  • 「プロジェクトをいかに成功に結び付けるか」という活動が経営そのもの。なぜプロジェクトが成功しないのか。・プロジェクトをなぜやるのか目標がはっきりしない・「手段」がプロジェクトの「目的」となってしまっている・プロジェクトの最中に他の部署の協力が得られずチームワークができない。
    成功しているプロジェクトマネジャーに話を伺うと例外なく重視されているのは、プロジェクト関係者の目標の擦り合わせだ。目標を3つに分けて擦り合わせるODSCという方法がある。O:Objectives(目的)、D:Deliverables(成果物)、SC:SuccessCriteria(成功基準)。人材育成にも使える。目的の中に自分の成長視点からの目的を入れる。プロジェクトの成功となりたい自分の実現がオーバーラップしたとき、使命感が生まれプロジェクトの成功の確率も高まる。⇒科学的目標擦り合せ
    目標を達成するために前もって先手を打って準備しておくこと⇒科学的段取り八分工程表
    サバ取りの手順、まず納期を確認する。「初めに納期ありき」がプロジェクトの現実。まずタスク工程表の一番長いチェーンをチェック。これが「クリティカルチェーン」。それに集中してチームで納期を詰めていく。つまり「ゆとり」をみんなで創るための議論。⇒科学的サバ取り段取り
    進捗はバッファで管理。バッファは助け合うための心のゆとり、思いやりの源泉。各タスクに潜むサバを取ってそれらを集めて「ゆとり」を創る。そして「ゆとり」をマネジメントする。⇒クリティカルチェーン上のバッファを親方バッファという。
    これらのコミュニケーションが現場に信頼関係をもたらし、ずっと楽しく仕事ができるようになる。
    現在の日本の経営手法・管理手法は、Command&Control。プロジェクトは人が行うもの、Communication&Collaborationで、やりがい・はりあいの中でコミットメントを引き出すべき。

  • 会社では、ルーチンワークと、
    ルーチンワーク以外の仕事があります。

    ルーチンワーク以外の仕事は
    目的に向かって進み、目的が達成されると終了する
    プロジェクトであると言えます。

    そして、数多くのプロジェクトをいかにしてさばくか、
    また、プロジェクトをいかに成功に結びつけるか
    ということが、会社の業績を大きく左右します。


    本日ご紹介する本は、

    うまくいくプロジェクト工程の立て方を
    提案した1冊。

    ポイントは
    「サバの読み方」

    プロジェクトは
    いくつかの工程に分けられます。

    そして、それぞれの工程で担当者が
    期日にサバを読むのが一般的です。

    そうしてできた工程を実施すると
    最初は余裕で進みますが、
    プロジェクトが進むに従って、
    徐々に余裕がなくなっていき、

    最後には、納期に間に合わず、
    納期遅延するということは多々あります。


    本書で推奨する工程の組み立て方は、簡単に言うと、
    各工程の期日をギリギリの期日にしておいて
    サバは分けて管理します。

    そうすると、工程が予定通り進んでいる場合問題ないですが
    予定よりかかる場合は、サバの日程を消費することになります。

    サバの日程をどれだけ消費しているかを見ることで
    そのプロジェクトの進捗(危険度)が一目でわかり、
    早い時点で手を打つことができます。


    また、プロジェクトの期間を長く設定することは
    環境変化による不確実性が増えることになります。

    プロジェクトの期間は、できるだけ短いに
    越したことはありません、


    他にも、プロジェクト工程の進め方、
    個人の仕事の管理方法についても
    いろいろなヒントが得られる良書です。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    数多くのプロジェクトをいかにしてさばくかで業績が左右される
    人の成長のため、プロジェクト成功確率を上げるために、常に短い納期を厳しく要求する
    バッファの消費を見ることで、マネージャーや経営者は、納期遅れに対して未然に手を打つことができる
    全部のプロジェクトがバッファの消費という統一された指標で示されれば、チームワークが自然にできる
    わかりやすく表現することは、他人の脳みそを積極的に使うためのよい手段
    プロジェクトの成功のカギは、メンバー以外の周囲の支援をいかに得ることができるかに大きく依存している
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1 経営とプロジェクト
    2 経営改革をジャマするもの
    3 サバの読み方・使い方
    4 目標を共有する
    5 改革の工程表をつくる
    6 ゆとりのマネジメント改革
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/51a7cfe96dab9ac7.png
     

  • 三方よしの公共事業改革の普遍版。

  • 全ての会社の活動はプロジェクトに彩られている。そして、それらは適切な管理を行うことによって、メンバー相互の協力すら生み出すポジティブな運動となる…その通りなんだろうなと思いました。ただ、何でできないんだろ?結局色々な問題が目の前に現れて、強い意志で優先順を設定して課題に取り組めないからかな?

  • プロジェクトマネジメントを『ザ・ゴール』で有名なTOC(制約理論)を用いてより快適によりスムーズでやりがい溢れる仕事にしていく基盤となる考え方と方法論。
    難しいことをより平易に説明する工夫が随所に盛り込まれている。たとえば、脚注の多さや、章と章の間にあるコラムがそうだ。結局は、密なるコミュニケーションと目的を一つにしたチームワークによる仕事の楽しく仕事をしようという前向きな気持ちが伝わってくる。読んでいると「ああ、自分もこんな会社で働きたい」と思ってしまう。しかし、楽しい会社にするかしないかは読者の気持ちひとつ。他人頼みではなく、自力で周囲を巻き込むことが第一歩だ。

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著者プロフィール

ゴールドラット・コンサルティングジャパン代表

「2016年 『知らないからできる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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