頭のいい大学四年間の生き方 (中経の文庫 わ 1-2)
- KADOKAWA(中経出版) (2007年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806126867
感想・レビュー・書評
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まあ、そうですよね。ってことが書いてあった。
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展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号: 377.9//W12
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日本の大学の欠点の一つにティーチング能力がない点が挙げられる。したがって、私たち学生は自主性が求められる。独学で学び、大学という場と大学にある環境を活かして、多くのことを吸収していかなければならない。大学時代は、制限があまり無く比較的自由に動ける時期である。だからこそ、適当に過ごしていたらもったいない。常に学習意欲を持ちたい。
また、大学時代は社会との繋がりを意識する時期である。社会に出た時のことを考えなければならない。したがって、社会で生きるスキルも身につける必要がある。
大学生活後半戦が始まろうとしているが、私はここまでしっかり上記のことを意識できていただろうか。確かに、サークルのおかげで少しは充実した生活を送っているかもしれない。だが、実際社会で生きていくための力は養われただろうか。語学さえもままならず、一体ここまで何を勉強してきたのだろうか。残り2年の大学生活でしっかり力を養いたいし、今しかできないことを後悔しないようにやり抜きたい。 -
大学生活を送る上での心構えを書いた本です。
大学生活に関する本では,以前,橋本努『学問の技法』を読みました。そちらは学問に対する心構えに特化しているのに対して,こちらは社会人生活も想定に入れた内容になっていると思います。
そのため浅く広くになってしまっているのが残念です。
「『属人的』か『属事的』か」に関する議論は,物を考えるうえで非常に重要だと思いました。 -
大学4年間。学生としての特権を存分に発揮できる時期。
この4年間で主体的に学ぼうとし、アルバイトでも留学でも経験をつむことがたいせつだ。
社会は激しく変化している。その流れを読み取る力、そして自分で自分を救える力も必要である。
大学生のあいだにやれること、やりたいことは何でもやったほうがいいだろう。 -
元々大学の指定図書だからと生協に売りつけられた本で、読むのを先延ばしにして休日の今日、することなしに仕方なく読んだのだけど、意外とそれなりにためになった。
特に大学の講義自体、本当にためになるんだろうか?という疑問は、この一か月の間だけでも湧いてくるものだったし(まだよくわからないことが多いからなのかもしれないけれど)、アルバイトにせよ勉学にせよ、自主性をもってすることが確かに大事だなーと感じた。
それじゃあ僕も夏休みに入る前くらいから、本格的に塾や家庭教師のアルバイトを探してみようか。
教職は取らなかったけど、そこで意外な適性が見つかるかもしれない。 -
【大学なんか大嫌いだ】
三年前に買ったこの本は、72ページ目と73ページ目の間に栞を挟んだまま、ずっと眠っていたことになる。
朝の4時に目が覚めて、なぜかこの本を読もうと思った。
なぜ三年前に読むのをやめたか。
ウソだと思ったからだ。というか、ウソだと信じたかった。
まだ大学に期待していたし、大学受験が大変だったんだから少しくらい休ませてよという感じで。
そして今大学三年。この頃思っていた大学(というか大学教授)への不満だったり、アルバイトに対する後悔だったり、就活の話だったり、これは私か?と思うくらい的確に、和田さんが指摘するもんだから、読みながら泣きかけた。
でもとりあえず、和田さんが示唆してくれたのは、
大学が悪いのか?それとも私が悪いのか?という最近の疑念については、どっちもどっち、であって、そして私は取り返しのつかないことをした(こんな大学に入ってしまった)のかというのは、取り返しはつく、という具合か。
まあ、私が三年かかって泣くほど実感させられてきたことは、このたった190ページにほとんど要約されていたということだ。
とにかく、私にはあと一年しかないのだから、急いで逆転せねばならない。
やれることは今日からやろう。
①中国語を思い出す(前に見てたNHKのテレビ講座を活用しよう)
②英語を思い出す(CNNニュースの雑誌、購読再開してみよう、あとCDプレイヤーは新しいのを買おうか)
③いいな!と思った先生の授業をとる(幸いにも来年は単位数を気にしなくてよいので。少なくとも大学内に3人はいる。たった3人だが)
4月までの短期目標はこんな感じになる。就活も忙しいから。就活でも考えることは止めないでがんばろうと思う。
はあ。何より
「T大の10番より、進む大学で1番になれ。」
死んだおじいちゃんの指摘は正しかった。
一年目で出鼻を挫かれてそれは無理みたいなんだけど、せめて会社で1番の人間になるよ。おじいちゃん。