持たない暮らし (中経の文庫 し 3-1)

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806129424

感想・レビュー・書評

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  • 断捨離という持ってるものを捨てるだけではなく、物を大切に・物の命を使い切る という考え方は素敵だなと思います。
    物であふれている時代、ゴミを捨てる場所もなく砂漠に古着が捨てられてるニュースを見て心が痛みます。
    良いものを長く使い、大切に扱うことを子供にも伝えたいと思いました。

  • 色々共感するところはある。物の命を全うさせるように使い切る、そのために吟味して購入する。良寛さんには、常々興味があるので何か読みたいなあ。

  • ・ちょっといいものは買わない。本当に良いもの、心底惚れ込んだものを買う。
    ・人付き合いは、ベッタリはよくない。お互いに個を認めあい、孤独であることを許容した上で付き合う。
    ・率直な言葉は人を信頼させる。

  •  この本を読んで、自分にとってはこの本に出会うタイミングが少し早かったように感じました。自分もタイトルに惹かれてこの本を選び、シンプルな暮らしにこそ贅沢を感じるという著者の考えは正しいと思います。ただ自分の経験が浅いため、シンプルを突き詰めていくことにつまらなさを感じてしまう場面がいくつかあったので、今回読んだ内容は心にとどめておき、思い出したときにでも実行してみようかと思いました。
     しかし、持たない暮らしの内容については納得できるものばかりで、例えば、シンプルな暮らしをするには、身の回りにあふれている物からの解放を第一に考えてしまい、物を捨てることを思いつく。気が済むまで捨てたら、欲しくなりまた買ってくる、そしてまた捨てることを繰り返す。そうではなく、シンプルな暮らしとは、物を大切にするということだと述べられていました。たしかに、昔から使っているものは特別に愛着がわくというのは経験があり、それは最新のものよりも魅力を感じたりしました。そしてそれは自分らしい生き方をすることにもつながり、結果的に自然と余分なものの少ない生活ができるのだと感じました。
     今回、この本の内容全てを理解はできなかったにしても、物の命を使いきることが本当の贅沢だと感じることができたので、読んでよかったと思いました。

  • 奥多摩まちライブラリーで借りてきた一冊。まちライブラリーのコンセプトにも合う、シンプルだけど豊かにみんなで持ち寄って暮らしていくことについて書かれていて、中身にはとても好感を持ちました。
    ただちょっと書き方に断定が多くて、上から目線というか「私の方が知ってるのよ」的な姿勢が感じられて、そこがしっくりこなかったかなーと。伝えたいんだろうなとは思うけど、もっと「私はこう思う」的なところで留めた書き方でもいいと思いました。なんか勝間さんの本に似た雰囲気はあったなと。

  •  単身赴任が決まり、書斎の整理で不要な本を古本屋に売りに行ったとき、この本が目にとまった。単身赴任生活は、いかにモノを少なく、シンプルにするかを最優先しようと思っている。
     著者の言う「持たない暮らし」とは、我慢してケチケチにするものでも、どんどん要らないものを捨てることでもなく、「自ら選んで生活をシンプルにする」ことだと説く。ものを最後まで使い切る、それは本当の贅沢だという。
     本書から得た、今後の私のシンプルライフへのヒントは以下のとおりである。
    ●「揃える」という考えをやめる
    ●義理の付き合いをやめて、人間関係もシンプルに。
    ●自分にとって大切なものを選び、最後まで使い切る。

  • 必要なものだけを厳選した生活は、その人の価値観が見えてくる、と書いてあって、部屋の片付けをしようと思い立った。

  • 余計な物が増えるとストレスになるので、シンプルが一番ですね~
    物は長く使えるお気に入りを厳選してもてたらいいなぁ♪

  • シンプルな暮らしとは、明確さがあること。自分の本当に好きなことを深めて自分らしさを明確にすること。自分をもっとシンプルに理解して、シンプルさを深めていきたい。

  • 自分の好きな少しのものに囲まれて心豊かな生活をしたい。

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著者プロフィール

1959年、早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経て文筆活動に入る。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長、日本ペンクラブ副会長などを歴任。日本旅行作家協会会長。
主な著書にベストセラー『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』『明日死んでもいいための44のレッスン』(以上、幻冬舎新書)、『鋼の女――最後のご女・小林ハル』(集英社文庫)、『持たない暮らし』(KADOKAWA)、『夫婦という他人』(講談社+α新書)、『老いも死も、初めてだから面白い』(祥伝社新書)、『自分に正直に生きる』『この一句 108人の俳人たち』(以上、だいわ文庫)他多数。


「2023年 『年をかさねるほど自由に楽しくなった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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