できる人の要約力

  • 中経出版
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806131823

作品紹介・あらすじ

仕事に、コミュニケーションに、「成功のサイクル」を生み出す要約テクニックが満載。

感想・レビュー・書評

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  • 最初の20ページ程度読んだ。
    説明は易しく、気軽にトライして文章作成を進められる内容となっている。
    しかしながら、求めていたのはより技術的、かつ学術的な文章の書き方や構成であり、例文はどれも平易な文章に留まっていた。
    より技術的で学術的な論文の書き方に特化した他の書籍を探すことにする。

  • 例文が多く、新入社員に勧めたい。

  • "要約することの効用とは、重要なものが何かを瞬時に把握し端的な言葉で表現できるようになる。良質な国語の教科書。
    とくに、私は長々と文書を書いてしまいがち。勉強になった。"

  • 請求記号 336.04/H 85

  • 豊富なケーススタディがあり、ピンポイントな人にはいいかも。
    実践テクニックとして紹介されている部分を自分の環境に合わせていけると有用な本になると感じた。

  • 多くの事例を使いながら解説されていてわかりやすい本ではあるが、なるほど!ということは少なかった。
    自分ではある程度できていることが多いからだと思われるため、個人によって受け止め方は違うと思うので、ようやくが苦手な人は、各事例から学べることは多いのではないかと思う。

  • 何十ページにも及ぶ明細書からクレームを作成する作業は「要約」と言えるのではないかと思います。ただし、明細書をまとめるだけでなく、より表現の抽象度を上げて権利範囲を広げ、権利化を図るのが特許屋の腕の見せ所です。あまり広く表現しすぎると公知例と抵触する恐れがあるので、権利範囲のバランス感覚を養うことは非常に重要です。

    現在担当している技術者の方は総じて広く書いてきます。実験一つか二つでその権利範囲はないだろうと思う案件が多々あります。そのせいで、「過度の試行を要求する」との拒絶理由を見ることが多くなりました。組織に属している人間としては、自社にとって有利な権利範囲を目指したくなりますが、技術者から提示してきた権利範囲を見ると横暴といっても過言ではないかもしれません。

    「この権利範囲は明細書に一般説明もないし、実験もほとんど行っていないので厳しいですよ」と技術者を説き伏せることも一つも役割かもしれません。
     

  • ①最初に概要→○○について説明します②全体像をおさえる→骨組みとなる関係③全体から細部へ④羅列ではなく無駄を省く

    部屋の間取り 全体像は?どこから説明がいいか?誰に説明するのか?

    補足説明は抽象度を上げてまとめる→基本性能も優れ,操作性も高いカメラ
    5W1Hでまとめる→スッキリすることがある。

    結論の文は?→結論を導くための理由の文を見抜く。

    要約の流れ①全体②文書の構成③目的を確かめて重要な部分を選別④残す部分を考えて抽象度を上げる⑤まぎれ・誤解のない形

    文書→即座に分析する習慣→問いかけ,個人の感想,情報提供,賛成,反対,中立

    ×プリンタが壊れた ○紙詰まり
    ×なるべく早く ×すぐ

    電話で地図を説明→全体像

    報告書→サマリー作成→時間の短縮

    客観性,主語と述語,指示語が明確
    日記→毎日3トピックス→ダラダラ書かない。
    写真をとる→切り取る訓練

  • 仕事の出来る人は、
    ものごとの要点を適切に見極め
    整理するのがうまいです。

    では、ものごとを要約する力は
    どのように習得できるでしょうか。

    仕事をそれなりに経験するだけが
    要約力をつけるための手段ではありません。


    本日ご紹介する本は、

    要約力を、できるだけ簡単に鍛え、
    身につけるための方法を紹介した1冊。


    ポイントは
    「相手の立場」

    要約するべきことが
    問題であっても、相手のニーズであっても
    まずは相手が誰か?ということが重要です。

    相手が必要とする情報は何か?
    いる情報、いらない情報は?
    情報を伝える際の優先事項は?
    キーワードは何か?

    これらのことを考えたうえで
    事象を整理していくことが重要です。


    「事実か意見か」

    人の報告を聞いたり、読んだりする場合
    その部分が推測か、意見か、事実か、
    をしっかり見分けることが大切。

    まずは事実のみに着目しましょう。
    そして、意見や推測は1人だけではなく
    いろいろな人の意見を聞くことが重要です。


    「議事録」

    議事録の作成というのは、ビジネスにおいて、
    最も要約力が試される場面です。

    あとで読む人の身になって
    伝えないといけないことは何か
    伝えなくてもよいことは何か
    を考えながら、書いてみましょう。

    議事録の作成なんて
    ”忙しいのに手間な作業だ”などと思わず、
    ”要約力を付けるための訓練だ”と思って
    進んで議事録係をやってみてください。


    「日記」

    要約力アップのためにお勧めしたいのが、
    日記をつけること。

    基本はその日にあった事実のみを書くこと。

    なれてきたら、
    事実、感想、それに対するアクション
    など、明確に書く内容を意識して
    日記を書いてみましょう。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    要約力=大事な項目を選別し、判断や行動につながるように、情報をうまく整理してまとめる能力
    要約=複雑な内容を、短時間で、大切なポイントに絞って伝えるということ
    段落には、「総論」「事例」「結論」「補足」など、それぞれ役割がある
    読み手の判断や行動につながるような書き方をすることが重要
    議事録というのは、現実のビジネスにおいて、最も要約力が試される場面
    相手に納得してもらうためには、知識、情報、理解力のレベルに左右されないくらいの表現力が必要
    要約力は企業にとって、生産性を上げるために重要な能力
    要約力アップのためにお勧めしたいのが、日記をつけること
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 基本ケースで要約のテクニックを理解する
    第2章 基本の流れと原則を押さえておこう
    第3章 応用ケースでさらに要約力アップ
    第4章 要約力を伸ばすための実践ヒント
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/89188bc6dbcc33d3.png
     

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著者プロフィール

1959年8月東京生まれ。成人教育学博士。NPO学習学協会代表理事、京都造形芸術大学教授(一般教養カリキュラム開発担当)、NPOハロードリーム実行委員会理事、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事、一般財団法人しつもん財団理事。東京大学文学部社会学科卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究主担当、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」「三か月トピック英会話:SNSで磨く英語アウトプット表現術」の講師などを歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、大人数の参加型研修講師、TVニュース番組のアンカーとして定評がある。著書54冊を数え、年5~6冊のペースで執筆活動を行う。

「2014年 『すぐに使える It’s英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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