- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806135791
感想・レビュー・書評
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◆1 相手の欲していることをつかめば仕事は一気にはかどる
1 すべては相手をヒアリングすることから始まる
売れる人は相手の満足をつかむのがうまい
2 むだを生み出さないヒアリング
1 事前に相手の状況を知っておく
2 こちらの本音を最初に言う
3 質問で思い込みのわなを排除
・ヒアリングで得られるメリット
相手の満足が得られる
次の仕事へ結びつく
◆2 7倍の余裕が仕事の効率化を上げる鍵だった
・実際の作業時間と納期までの時間が1:7になるよう仕事に段取り
4 一度寝かすといい仕事になる
・7倍の余裕が仕事の質を高める
◆6 仕事を人にふることで時間を生み出す
5 仕事のゴールがわかることのメリット
・仕事のゴールがわかれば創意工夫できる
・作業のムダがなくなる
5 あなただから頼むというスタンスが大事
相手をやる気にさせる頼み方
相手の自尊心を満足させる言葉をかける
・自分の仕事はサービス業だと思え詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学卒業後に外資系銀行に就職、働きながらの勉強で米国公認会計士資格をわずか一年で取得。その後2年間の独学で司法試験の勉強を行い一発合格、現在弁護士として活躍している著者。
著作として「難関資格は働きながらとりなさい」「できる人の資格勉強法」等がある。
本作は、弁護士として活躍している著者が「仕事を一気に効率化する方法」について個人の能力を高めることより、人間関係をうまく結ぶコミュニケーションを活用することで仕事の質とスピードの両輪を高めていくことについて説明している。
「人間関係」に注目した時に、自分の仕事を「サービス業」と割り切るべきだと述べている。業務を遂行する上でまわりには、取引先や顧客、上司・同僚・部下等、さまざまな「相手」がおり「相手」にはそれそれ欲しているものがある。「サービス業」に徹するには、その相手が欲しているものをつかみ、自分のできる範囲内でそれにこたていくことが重要となる。
そのことの積み重ねがコミュニケーションへの苦手意識を払拭し、さらに、仕事の効率化をすすめることにつなげる。
弁護士であり、個人で仕事をしている著者とは違い自分はあくまで会社に属しているのですべてがそのまま本書にある内容を実践できるわけではないものの思考法や心理を使った顧客との交渉術についての説明については非常にわかりやすく事例を用いて説明されており活用したいと思う。
経歴からも非常に能力の高い著者であっても仕事の効率化を図るにはやはり「コミュニケーション」を重視している。能力が発展途上中の自分がより仕事のスピード・質をあげるには、今以上に「コミュニケーション」を意識した仕事をすることを心掛けていこうと思った。 -
コミュニケーションが苦手なので読んでみた。
どちらかというと、若手社員というより、管理者向けのように感じた。
コミュニケーション能力ってどう鍛えたらいいのだろうか。 -
仕事を人にふる方法の章は特に興味深いものがあった。仕事の全体像とふる仕事の位置づけを説明する一手間は自分にとってももう一度仕事内容を整理・確認するということでもあるし、めんどくさがらずにやっていくべきだと思う。