いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法

著者 :
  • 中経出版
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感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806136033

作品紹介・あらすじ

行動しなければ何も変わらない。勉強・片づけ・仕事・運動・ダイエット・早起き、やらなきゃと思っているのに動けないあなたへ-今日から「すぐやる人」になろう。

感想・レビュー・書評

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  • 方法が50も列挙されると何が書いてあったんだっけ?と認識できないんだよね。中身は為になることがいくつか書いてあるんだけどね。

    興味深かった方法は
    ・「パッキング」に気をつける
    ・分解する
    ・「誘導タスク」を設定する
    ・「現状維持バイアス」を外す
    ・ひとつに絞る
    といった事柄。

    やるといってやらない、やろうとしていて取りかかっていない事柄に追われているので、この本は尻たたきになりそう。

  • 「ハック」系で有名な著者の「すぐやれるようになる」ための本。
    モチベーションアップから、すぐやるようにするための準備の仕方など50の方法が書かれています。
    著者は「すぐやれない」理由として、
    ・やらなければならない作業が沢山あってひとつに絞りきれていない
    ・本当にそれをする気があるのか、決定できていない
    ・すぐやるための準備ができていない
    ・環境やストレスによって実行できない。
    の4つを挙げています。

    この中で、自分の環境的に活用できそうなのは「準備」に関するものです。
    例えば、
    ・方法08 分解する
     やることを実行できるところまで分解する
    ・方法22 まず「準備」をする
     「すぐやろう!」ではなく「まず準備しよう」という意識に切り替える
    ・方法23 「スタンバイ状態」をつくる
     必要なモノをまとめておいておく
    ・方法34 机の上をゼロにする
     どの仕事をやるかを明確に決め、決めたらそれだけに集中して取り組むほうが数倍効率的
    ・方法49 見通しをつける
     見通しをつけるためにも「少しだけやってみる」ことも必要
    などは日々の仕事や勉強に活用していきたいと思いました。

  • んにちは。若林@事務局です。

    ドラッカーの本にでてくる教会の建設現場で働く3人の話を
    ご存知の方も多いかも知れません。

    「何をしているのですか」と尋ねられた男は答えます。

    ・1人目の男「レンガを積んでいるのさ」
    ・2人目の男「腕のいい仕事をしているのさ」
    ・3人目の男「歴史に残る建築物を作っているのさ」

    マネジメントを志す人は3人目の男を目指すべきだというのが、
    この話のいわんとするところなのですが、

    心理ジャーナリストの佐々木正悟氏の著書

    ────────────────────────────────
    ●「いまでも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法」
     https://a03.hm-f.jp/cc.php?t=M45964&c=5155&d=cc0b
    ────────────────────────────────

    で面白い解釈をしています。

    第3の男のように目的意識が強すぎると、目の前のレンガを
    一つ一つ積むという地味な作業がバカバカしくなって、
    途中でやめてしまうのではないのではないか、というのです。

    皆さんの周りにもいませんか?
    いつも大きいことを言っているのに、第一歩が踏み出せない人。

    ぐずぐずしていつまでもやらない「グズ人間」を英語で

    「Procrastinator」

    と言い、心理学ではいくつかタイプに分類されます。

    ────────────────────────────────
    1.完全主義者 (何でも完璧にやりたいタイプ)
    2.夢想家 (ロマンチストタイプ)
    3.心配性 (現状維持がいいと思っているタイプ)
    4.反抗者 (人から言われて渋々やるタイプ)
    5.危機好き (締切が来るとやり出すタイプ)
    6.抱え込み (ダメな管理職タイプ)
    ────────────────────────────────
    *カッコ内は筆者による補足説明

    英語学習でも、○X式の学校英語をやりすぎると

    「完璧な英語じゃないと恥ずかしい」

    という思いが強くなりいつまで経っても一言もしゃべれません。

    マネジメントでもJAL再建に奮闘する稲盛氏や、
    パナソニック創業者の松下幸之助氏の本を読むと、

    「経営理念とか、ミッションなど崇高な事を考えないと
      ダメなんじゃないか」

    という思いが強くなりすぎ「夢想家グズ人間」になりがちです。

    それを打破するためには、気軽に何でも行動してみること。

    そこからすべてが展開します。

    崇高な事を考えるのはその後でも間に合います♪
    (・・と筆者も自分に言い聞かせながら日々働いています)

  • 納得できるもの多し

  • リストを書いて満足しない。
    モノを溜め込まない!パックラットに注意。ゴミに囲まれた生活をしない。
    デッドライン症候群にならないようにする。締め切りがないと動けないのでは×。タイマーを使うのもよい。

    すぐやるためのサイクル
    選ぶ、決める、準備する、実行する

  • チェック項目6箇所。2つのことにいっっぺんに取り組むのは、ハードルが高すぎます、「快楽を捨てること」と「苦痛を選択する」という2つのことを一度にやろうとしてもダメです、まず「快楽を捨てる」ことだけに、全神経を集中させましょう。人は基本的になまけものです、不快なこと、大変なことはなるべく避けたい生き物です。小さく分解していく、これに尽きます、すぐに実行できるところまで分解することが大切です。「モノあまり」のお時代に、何でも取っておくと、それをあとから役立てられる機会はなかなか得られず、ゴミやノイズに囲まれた暮らしが始まってしまいます。なるべく多くの夢を実現させようという本もありますが、実際問題、できないのです、だから、やらないことを決めるのも手です。「すぐやる」を小さなことでもいいので実践をしていると、今度は他人が「あの人はすぐやる人だ」と思うようになります。

  • やることを細かくする。
    やりたいことを絞る。
    朝市でやる。
    やる環境を整える。

    ほとんどそれはわかってるんですけど・・・と言いたくなることが多い。
    ただ50項に絞っているので読みやすくはある。

  • ・最悪の失敗を明らかにして、それに耐えられると考えられれば葛藤を越えられる。
    ・やりたくない理由で最大のものを書き出してみるのも有効。

  • ああ、そうだよな・・・ということが一つずつ書いてあった。

    とても読みやすく、すぐやる人になれそうな気がした。

    50にわかれているからこそ、すっと入ってきた。

    個人的には、以下の3つに気を付けようと思った。

    ・パッキングに気をつける
    ・夢を紙に書いて満足しない
    ・机の上をゼロにする

  • なぜすぐ行動に移せないのかを論理的に書いてあります。
    また、すぐ行動するためにはどうしたらいいかを細かく書いてあり、読んでいて納得ができる本だと思います。

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著者プロフィール

●佐々木正悟(ささき しょうご)
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道旭川市生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスで派遣社員として働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。
幼稚園のころから大人の叱責に神経質すぎるところがあり、かくべつ厳しい家庭で育ったわけでもないのに母親の顔色をよくうかがっていた。
成人後も上司や先輩社員などの些細な指摘に耐えられず、組織で働くことを拒否して、心理学を勉強するために渡米する。
帰国後も対人関係への苦手意識から在宅での仕事に中心とし、人前で失敗しないための「ライフハック」を追求し、それを題材とした文章発信で生計を立てる。

「2021年 『つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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