決定版 センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本

著者 : 相澤理

• 中経出版 (2010年4月9日発売)

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2017年7月4日]

　のちに歴史雑学本がスマッシュする相澤が2010年に刊行した高校生向けの学参。
　なお、2015年には第2版 が刊行され、著者は村中和之 に変更された。

【感想】
受験生ではないが読んだ。
・対話形式で進めている。これは中経の黄色い本に共通してるようだ。
・著者の言葉で書いている。さすが専門家。
・アホの子が読んでもわかるように、敢えてくどく説明している。
・Web上にろくな目次が見つからないのは学参の宿命らしい。ということで手打ちで作った。
　

【書誌情報】
『決定版　センター試験　倫理の点数が面白いほどとれる本』
著者：相澤 理
イラスト：中口美保、みうらもも
定価： 1,365円（本体1,300円＋税）
発売日：2010年04月08日
版型：Ａ５判
商品形態：単行本
ページ数：400ページ
ISBN（JAN）：9784806136668

シリーズ累計２００万部突破のロングセラーシリーズ改訂版！ハードな出題が続く「センター倫理」の最新傾向に即し、対策書としての機能を徹底！センター倫理受験生必読の一冊。
＜http://www.kadokawa.co.jp/product/201216007746/＞



【簡易目次】
第1章　青年期の課題と自己形成　　008
第2章　源流思想　　036
第3章　日本思想　　124
第4章　西洋近代思想　　198
第5章　現代社会における倫理　　321



【目次】
はじめに　[002ｰ003]
目次　[004ｰ005]
特長と使い方　[006ｰ007]

第1章　青年期の課題と自己形成　　008
1　アイデンティティの確立　
2　青年期のとらえ方　
3　無意識の世界　

第2章　源流思想　　036
4　ギリシア思想(1)　
5　ギリシア思想(2)　
6　ギリシア思想(3)　
7　啓示宗教(1)　
8　啓示宗教(2)　
9　仏教　
10　中国思想　

第3章　日本思想　　124
11　古代の仏教　
12　鎌倉仏教　
13　近世の思想　
14　日本の風土と文化　
15　近代日本の思想(1)　
16　近代日本の思想(2)　

第4章　西洋近代思想　　198
17　ヨーロッパ近代の幕開け(1)　
18　ヨーロッパ近代の幕開け(2)　
19　カントの批判哲学　
20　ヘーゲルと弁証法　
21　社会契約説　
22　功利主義とプラグマティズム　
23　マルクスと社会主義　
24　実存主義　
25　現代の思想　
26　現代のヒューマニズム　

第5章　現代社会における倫理　　321
27　私たちが生ける社会　
28　現代の家族と女性　
29　共生社会を目指して　
30　環境倫理と生命倫理　

さくいん　[374ｰ389]
メモ欄　[390ｰ398]

[うめみーさんの感想 · 2012年10月31日]

冗長のような…かさばるし。

著者プロフィール

相澤　理
1973年生まれ。東京大学文学部卒業。
シリーズ累計35万部突破のベストセラー『歴史が面白くなる　東大のディープな日本史』（KADOKAWA）著者。
長年にわたり、東進ハイスクール・東進衛星予備校講師としてセンター試験倫理対策講座を担当。現在は、通信教育予備校「早稲田合格塾」のほか、首都圏の高校で受験指導にあたっている。YouTubeチャンネル「ユーテラ」で授業動画を配信中（https://www.youtube.com/channel/UCTRI9gzaa4xp1vBWBJf0VXg）。
著書には、上記のほか『マンガで倫理が面白いほどわかる本』（KADOKAWA）、『センター倫理でびっくりするほどよくわかる はじめての哲学・宗教』（大和書房）などがある。

「2022年 『悩んだら、先人に聞け！』 で使われていた紹介文から引用しています。」