- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806137412
感想・レビュー・書評
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タイトルの通り、本当に分かりやすい英単語の学習本。
読者に分かりやすく伝える工夫が徹底されており、
様々な切り口から、英単語の学習が出来る対象年齢も幅広い本。
一般的に言われる和製英語やカタカナ英語の弊害。
ただ、本書のようにそれを逆手に取って、覚えやすくするのはアリ。
これからは、当たり前のように使っているカタカナの語源も積極的に調べたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じ著者の「英語の勉強法」のおすすめとして上がっていたため、手に取った。
単語数は400あるそうだが、私は4日で6回繰り返すことができた。
確かに、ほかの単語帳より、同じ語数を覚えるのにかかる時間は少なかったと思う。 -
英語を語源とする身近な言葉を
ふりかえることができます。
言われてみて「なるほど」と思うことは多いものです。 -
目から鱗!覚えやすいし、覚え方のエッセンスがすばらしい。
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英単語が覚えられない理由とは?
(1)リアリティの欠如
(2)回数の不足
(1)リアリティを持たす
ex, retrieve=回収する cf. retriever=ゴールデンレトリバー
ゴールデンレトリバーは猟犬、獲物を飼い主のもとへ回収する。
ex, esthetic(esθéṭɪk)=<形>美的な
"th"はギリシャ語では「タ」行。日本のエステもここから。
(2)回数をこなすー単語をマスターするまでのプロセス
<1>見てもさっぱり
<2>スペルに見覚えがある 「覚えていないゾーン」
<3>数秒かけて思い出す 「覚えたゾーン」
<4>0.1秒で思い出せる 「定着ゾーン」
★実践例
【1ヶ月で1000単語覚える】
コツ:うろ覚えでも(1時間に100単語見る)、とにかく反復(月に6セット)
1セット 2セット 3セット 4セット 5セット 6セット
7/1 1~200→
7/2 201~400→
7/3 401~600→
7/4 601~800→
7/5 801~1000→
これでやると最初はつらいが、5セット目に入った辺りから定着率が伸びる
やるときの心構え
<1>いまこの瞬間「覚えた!」と思ったら次の単語へ
<2>知っている単語はとばす
<3>簡単な単語は数秒目を通す
<4>難しい単語はじっくりと
<5>紙に書く書かないは気にしない
<6>とにかくその単語の意味を覚える。派生語や類語は後でよい。
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【語源の力】
ex, pedestrian=歩行者
"ped"=feet ex, pedal/ pedicure
ex, impede=邪魔をする
"im"=in, "pede"=足→足を突っ込む
ex, expedition=探検
"ex"=外, "ped"=足→外へ足を向かわせる
ex, centipede=ムカデ
"centi"=100, "pede"=足→百足
【多義語】ー根底は1つのイメージ
ex, company / "com"=共に, "pany"=パン →【共にパンを食べるような状態】
(1)仲間 (2)会社 (3)付き合い,同席 ex, I enjoyed your company.(君と共に過ごせて楽しかった。)
ex, control →基本イメージ【下から押し上げてくるものを上から押し返す】
(1)支配する (2)感情を抑える (3)蔓延するのを防ぐ
ex, observe →基本イメージ【じーっと見る】
(1)観察する (2)気付く (3)述べる (4)守る
ex, serve →基本イメージ【主に形のないものを提供する】
(1)勤務する (2)仕える (3)役立つ (4)食事を出す -
日常に溢れ返る外来語が何という単語か気になって調べる人には物足りない内容かもしれませんが、そうでない人には単なる単語集では手に入らない知識にたくさん出会える本だと思います。(2012.1)
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「丸暗記英語からの脱却」にはうってつけの書です。
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友人に借りて軽く読んでみました。印象としては,語源の箇所が非常に参考になりました。語源で完璧には覚えることは難しいが,ある程度の参考になる。イメージとして単語を覚える際にも使えると思います。