世界一わかりやすい 英単語の授業

著者 :
  • 中経出版
3.75
  • (10)
  • (23)
  • (14)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 206
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806137412

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトルの通り、本当に分かりやすい英単語の学習本。
    読者に分かりやすく伝える工夫が徹底されており、
    様々な切り口から、英単語の学習が出来る対象年齢も幅広い本。

    一般的に言われる和製英語やカタカナ英語の弊害。
    ただ、本書のようにそれを逆手に取って、覚えやすくするのはアリ。
    これからは、当たり前のように使っているカタカナの語源も積極的に調べたい。

  • 同じ著者の「英語の勉強法」のおすすめとして上がっていたため、手に取った。
    単語数は400あるそうだが、私は4日で6回繰り返すことができた。
    確かに、ほかの単語帳より、同じ語数を覚えるのにかかる時間は少なかったと思う。

  • 英語を語源とする身近な言葉を
    ふりかえることができます。

    言われてみて「なるほど」と思うことは多いものです。

  • 目から鱗!覚えやすいし、覚え方のエッセンスがすばらしい。

  • 英単語が覚えられない理由とは?
    (1)リアリティの欠如
    (2)回数の不足

    (1)リアリティを持たす
    ex, retrieve=回収する cf. retriever=ゴールデンレトリバー
    ゴールデンレトリバーは猟犬、獲物を飼い主のもとへ回収する。

    ex, esthetic(esθéṭɪk)=<形>美的な
    "th"はギリシャ語では「タ」行。日本のエステもここから。

    (2)回数をこなすー単語をマスターするまでのプロセス

    <1>見てもさっぱり
    <2>スペルに見覚えがある 「覚えていないゾーン」
    <3>数秒かけて思い出す  「覚えたゾーン」
    <4>0.1秒で思い出せる   「定着ゾーン」

    ★実践例
    【1ヶ月で1000単語覚える】
    コツ:うろ覚えでも(1時間に100単語見る)、とにかく反復(月に6セット)

       1セット 2セット 3セット 4セット 5セット 6セット
    7/1  1~200→
    7/2  201~400→
    7/3  401~600→
    7/4  601~800→
    7/5  801~1000→

    これでやると最初はつらいが、5セット目に入った辺りから定着率が伸びる

    やるときの心構え
    <1>いまこの瞬間「覚えた!」と思ったら次の単語へ
    <2>知っている単語はとばす
    <3>簡単な単語は数秒目を通す
    <4>難しい単語はじっくりと
    <5>紙に書く書かないは気にしない
    <6>とにかくその単語の意味を覚える。派生語や類語は後でよい。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    【語源の力】
    ex, pedestrian=歩行者
    "ped"=feet ex, pedal/ pedicure

    ex, impede=邪魔をする
    "im"=in, "pede"=足→足を突っ込む

    ex, expedition=探検
    "ex"=外, "ped"=足→外へ足を向かわせる

    ex, centipede=ムカデ
    "centi"=100, "pede"=足→百足

    【多義語】ー根底は1つのイメージ
    ex, company / "com"=共に, "pany"=パン →【共にパンを食べるような状態】
    (1)仲間 (2)会社 (3)付き合い,同席 ex, I enjoyed your company.(君と共に過ごせて楽しかった。)

    ex, control →基本イメージ【下から押し上げてくるものを上から押し返す】
    (1)支配する (2)感情を抑える (3)蔓延するのを防ぐ

    ex, observe →基本イメージ【じーっと見る】
    (1)観察する (2)気付く (3)述べる (4)守る

    ex, serve →基本イメージ【主に形のないものを提供する】
    (1)勤務する (2)仕える (3)役立つ (4)食事を出す

  • 日常に溢れ返る外来語が何という単語か気になって調べる人には物足りない内容かもしれませんが、そうでない人には単なる単語集では手に入らない知識にたくさん出会える本だと思います。(2012.1)

  • 「丸暗記英語からの脱却」にはうってつけの書です。

  • 友人に借りて軽く読んでみました。印象としては,語源の箇所が非常に参考になりました。語源で完璧には覚えることは難しいが,ある程度の参考になる。イメージとして単語を覚える際にも使えると思います。

著者プロフィール

1975年東京生まれ。埼玉県立浦和高校、慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEICテスト990点満点。リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」講師。スタディサプリでの有料受講者数は年間20万人以上。今までの予備校では、250人教室満席、朝6時からの整理券配布、立ち見講座、1日6講座200名全講座で満席など、数々の記録を残した英語教育業界の革命児。著書は『世界一わかりやすい英文法の授業』(KADOKAWA)など累計300万部突破。英語を学習する全世代に強力な影響を与えている。

「2023年 『大学入試問題集 関正生の英文解釈ポラリス[1 標準~応用レベル]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

関正生の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
マーク・ピーター...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×