東大秋入学の衝撃

著者 :
  • 中経出版
3.10
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 33
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806145424

作品紹介・あらすじ

2017年東京大学が秋入学になると何が変わるのか。「グローバル化の促進」「就職・国家試験の検討」「入試システムの変更」など、東大秋入学がもたらす大学と私たちの未来。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 秋入学の狙いや影響もわかりやすいが、最終章のTFJと北九州市立大学の取り組みに注目したい。秋入学は手段の1つ。何を目指してどう動くが大切。

  • 秋入学の狙いや影響もわかりやすいが、最終章のTFJと北九州市立大学の取り組みに注目したい。秋入学は手段の1つ。何を目指してどう動くが大切。

  • 結論:まだ具体的には何にも決まっていません。
    やや東京大学に対して辛口かな?
    なんだかんだと言って日本全体が小学校から秋入学にするって決めたほうが混乱も少なくなさそう。それかTPPじゃないけど海外の大学を誘致する。たとえば東京ニューヨーク大学って感じに。
    まあ授業料が高すぎて通わせられなさそうだけど(苦笑)
    この影響で大学全体が混乱するようなら海外の大学も積極的に検討する必要がありそうですね。
    あれこれする前に大学の前期後期の試験をきっちり決まった時期に執り行うことからやってほしいよ。私ん時は前期の試験が7月と9月にあったもん。これさえなければ2か月まるっぽ休みになって住み込みのバイトとか長期海外研修とかいけるのになあと思っていたもんです。
    後期も2月の試験がなければ2・3月休みになってこれまた短期の研修が可能。

  • 「秋入学」というものが世間賑わせたが、
    この本は、その東大秋入学についてまとめられたもの。

    メディアが報じたものはほんの一部で、
    本書は大学研究家の方がわかりやすくまとめている。

    「秋入学は私たちに関係ない」と思っている人も多いだろう。
    しかし、実際はそんなことはない。
    秋入学が導入されれば、学生獲得競争が加速するだろうし、
    社会のシステムも大きく変わる可能性がある。

    秋入学についての集中的な報道から月日は経ち、
    薄れてしまった感もあるが、
    着実に秋入学に向けて東大は進んでいる。

    東大の秋入学への移行は、
    決して他人事ではなくなる。
    ぜひ一読を!

  • 単なる秋入学に限らず、東大や日本の大学が抱える問題を解説した本。
    全入時代のなかで、全部の大学が足並みを揃える必要があるわけではない、というのが新たな発見でした。
    東大が日本の、そして世界の大学とどう違いをつけていくか、目が離せないですね。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

山内 太地(やまうち・たいじ):1978年、岐阜県出身。東洋大学社会学部社会学科卒業。教育ジャーナリスト・学校経営コンサルタント・教育YouTuber。理想の大学教育を求め、日本全国約800大学をすべて訪問。海外は14か国3地域約100大学を取材し、全国の高校で年間約150回の進路講演を実施。YouTubeチャンネルの総再生数は1400万回を超える。主な著書に『大学のウソ――偏差値60以上の大学はいらない』(KADOKAWA)『就活下剋上――なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか』(幻冬舎新書)『高大接続改革――変わる入試と教育システム』(ちくま新書、共著)など多数。

「2023年 『偏差値45からの大学の選び方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山内太地の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×