朝1時間勉強法 (中経の文庫)

著者 :
  • 中経出版
3.00
  • (1)
  • (1)
  • (9)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 55
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806148395

作品紹介・あらすじ

夜寝る前のインプットで知識を整理し、朝1時間のアウトプットで知識が定着する!税理士試験や中小企業診断士など合格率10%以下の難関資格に全て受かった、著者オリジナルのメソッドを大公開します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 朝1時間勉強法
    著:山本 憲明
    中経の文庫 512

    資格試験合格のための勉強方法を案内する書です。

    ・試験勉強に一番大切なのは、過去問を繰り返し解くこと

    ・朝の1時間を積極的に活用する習慣を身につけることで
     ①仕事を早く終える習慣がついて、残業をしなくなった
     ②プライベートや趣味の時間が増えた
     ③毎朝スッキリ目覚めることができて、1日が充実する
    気になったことは以下です。

    ■資格を取ろう
    ・資格をとる3つのメリット
     ①能力
     ②知識
     ③習慣 が変わる
    ・重要なのは、仕事が忙しいときに、どう工夫して勉強していくか
     ①仕事を効率化して、時間を作る
     ②勉強の計画を、試験に間に合わせるように何度か修正する
     ③最後の追い込みで、実力をアップさせる
    ・複数の資格で差別化を図る 税理士+不動産鑑定士⇒不動産につよい税理士
     複数の資格を持つことで、仕事の幅が広がり、評価も高まる

    ■朝1時間で人生を変える
     朝:期限が決まっているから集中できる
     夜:時間があると思っているから集中できない
     ⇒ 眠気は勉強や仕事への集中に対する最大の敵
     夜、その試験に関する情報を頭に詰め込む 夜:予習する
       脳が寝ている間にも働いていて、練る前に得た情報を整理する
     朝 夜に予習した内容をアウトプットする

    ・勉強は時間ではなく、集中、密度 
     ダラダラと2時間以上かける ⇒ 1時間しっかり集中する
    ・資格取得のための標準時間はあくまで目安で
    ・試験の時間に合わせて勉強する ⇒ 予行演習を繰り返すことで、ペース配分がつかむ
    ・最後に必要なのは、知識よりも、集中力

    ■楽に早起きする
    ・早起きのコツ
     ①早くおきるには、早くねる
     ②すべての飲み会に出るのではなく、選んで参加する
     ③早く帰ったら、早く寝る

    ・4時に起きると脳に刻み込む ⇒ 自分の体内時計を信じて起きる時間を刻み込んでおけば自然と起きられるようになる
    ・二度寝よりも、昼寝 15分でもすごい効果がある
    ・始業をはやめれば、通勤でも勉強ができる

    ■朝1時間勉強法
    ・いきなり過去問をやる
    ・本試験の問題を1度全部解いてみる
    ・お勧めの学習法
     ①試験問題をまずやる
     ②その問題の解説をしっかり読む
     ③できない部分について、テキストなどで勉強、他の問題などもやってみる
     ④その問題の解説もしっかり読む
     ⑤それでもできないところは、テキストを読んで勉強する

    ・過去問は、5年分をやる、6年以上前のものは、余裕があればやる
    ・全部やって、解けなかった問題の復習ができたら、改めて、5年分の過去問をやってみる
    ・夜インプット ⇒ 朝アウトプット 

    ・問題を解きっぱなしにしない ⇒ できなかったところを着実に勉強していく ⇒ 採点したら、しっかり記録する
    ・試験問題
     ①ほとんどの人が解ける
     ②半分くらいの人が解ける
     ③ほとんどの人が解けない
     大事なのは、①のほとんどの人が解ける問題をいかに間違えないで確実の解くか

    ・時間感覚を養う ⇒ ストップウォッチを使う
    ・問題ごとに、時間配分をあらかじめ、決めておく
    ・試験は時間が足らないもの ⇒ 時間がかからない問題から始める
    ・解けなかった問題はっしっかり向き合う できなかった部分を把握し、なぜ解けなかったのか、なぜ間違えたのかをしっかり分析する
    ・間違いノートを作って、毎日丁寧に読んでいく

    ・暗記 
    ①見て暗記、②自分でぶつぶつつぶやく、③買い手て覚える

    五感を使うと記憶しやすい ⇒ 記憶の関連づけ

    ■追い込み
    ・試験を受けると決めたら、最後の最後まであきらめないで、合格のための勉強をする
    ・合格レベルに達するまで勉強して、しっかりと試験をうける
    ・1週間前が非常に重要
    ・資格試験は多くの場合は、1年に1回しかない
    ・追い込みのメリット
     ①試験が近いので、余計なことを考えずに、モチベーションを維持しやすい
     ②残された時間が少ないことで集中力が高まる

    ・何でもかんでやるのではなく、出そうな問題、頻度の高い問題に集中する、残りはいい意味で捨てる
    ・計画を立てる 睡眠などを削らない、
     何をするか、どうしてもやらなければならない勉強をやる、やらない勉強は絶対にやらない
    ・計画がうまく行かないのであれば、計画を練り直す ⇒ 勉強で一番大切なのは、計画

    ■心構え

    ・勉強に一番必要なのは、やる気、モチベーション
    ・試験を受けようとおもった動機を大切にする 机の前に貼っておいてもいいし、手帳に書いてもいい
    ・かならず1回の試験で受かる気持ちで
    ・試験を優先、試験をベースに逆にスケジュールする
    ・講座をうけるか、通信教育にするか、独学するか
    ・勉強道具にこだわる

    ■本番にむけてやっておくこと

    ・十分な睡眠をとる
    ・体調管理をしっかりする
    ・1週間前から追い込みの勉強をする できれば有休をとって勉強する
    ・当日の持ち物を用意する
    ・当日、試験開始の4時間前には起きる ⇒ 持ち物をチェックして余裕をもって出かける
    ・ちゃんと受験番号や氏名を書く、次に、解答用紙をよむ、そして、時間配分を作っておく
    ・わりふった問題で、制限時間が来てしまったら、あっさりあきらめて次に進む
    ・なにがあっても、あわてない

    目次
    第1章 こんな時代だからこそ、勉強して、資格をとろう!
    第2章 「朝」「1時間」であなたの人生が変わる!
    第3章 少しでもラクに「早起き」をする方法
    第4章 「朝1時間勉強法」の具体的な進め方
    第5章 実力が劇的にアップする「追い込み」のかけ方
    第6章 最高の結果を手に入れる人の「心がまえ」
    第7章 試験本番に向けてやっておきたい7つのこと
    第8章 私の「中小企業診断士」チャレンジ記

    ISBN:9784806148395
    出版社:KADOKAWA
    判型:文庫
    ページ数:224ページ
    定価:600円(本体)
    発売日:2013年07月31日第1刷

  • 本書は、著者が税理士試験・中小企業診断士試験の受験をしたときの体験をもとにして、朝1時間集中して勉強する方法を説明している

    朝1時間勉強のほか、まず過去問を解く、焦る練習、間違いノートの作り方、逆算でスケジュールを立てる、等々各種勉強法が記載されていて、参考になりそうなものも多い。

    ただし、「朝1時間」を強調するあまりか夜や休日における勉強の記載が薄く、さらに税理士試験・中小企業診断士試験に限られない一般的な勉強法としてまとめようとしたのかどっちつかずな点があるのが残念である。
    最近は各教科ごとに合格体験記的勉強術の本が出てきているのだからおもいっきり偏ってもよかったのではないかと思う。

  • 数々の難関資格試験に合格してきた著者(現税理士)が編み出した勉強法を紹介。朝の一時間と試験前一週間の追い込みで勝つ。

  • 内容の2割ほどが参考になりましたね。
    パーキンソンの法則か!と感じながら読んでましたw

    ・簡単な問題から解き難しい問題は後回し。

    ・時間制限

    気になったところはこれくらい。

  • 受験生が読んだらいい本、というか読むべき本。

    <本から>
    寝る前のインプットがカギをにぎる
    「夜、その試験に関する情報を頭に詰め込む」

  • 著者の「「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣」を読んで、他の本が読みたくなり購入。
    資格の勉強ではないものの朝早く起きて作業するのは好きなので、勇気とやる気をもらえます。

  • 朝活を薦める1冊です。筆者の体験を通して中々具体的な内容が書かれており、特に「中小企業診断士」「税理士」の資格を取得したときの体験から習慣の変化を色々と書いています。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1970年兵庫県西宮市生まれ。税理士、中小企業診断士、気象予報士。
山本憲明税理士事務所代表。H&Cビジネス株式会社代表取締役。
1994年(平成6年)早稲田大学政経学部卒。
大学卒業後、大手制御機器メーカーで、半導体試験装置の営業・エンジニアと経理を経験。
11年の会社員生活ののち、2005年、山本憲明税理士事務所を設立。
現在は、少人数で効率的な経営を行いたい経営者をサポートし、その経営者がお金、時間、(家族など)人との関係の全てにバランスが取れた楽しい経営が実現できるよう、実践と勉強に励んでいる。また、「仕事を速くする」技術を発揮し、本業のかたわら、各種投資や馬主活動、少年野球指導なども行っている。

「2022年 『5年で仕事を半分にして、自由を手に入れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本憲明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×