仕事・人間関係 どうしても許せない人がいるときに読む本

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
3.56
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本棚登録 : 229
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806148791

作品紹介・あらすじ

子どもの頃父親や母親に抑圧され恨みをもっている人や、社会人になってから道徳に反する行為、例えば大金を騙し取られたなどで恨みをもって生きている人がいる。そんな場合、このまま恨み続けるとどうなるのか、「許せない」という思いをどのように昇華するのがいいのかを優しく教えてくれる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んでる間に
    今現在、世界が大変になってしまった

    その大変な事をしている人にも読んでもらいたい
    小さい頃、何があろうと、どんな生い立ちだろうと関係ない
    1つ言えるのは、【自分のトラウマを植え付けた悪魔に、その悪魔に自身がなっている】それが正義ですか?平和ですか?

    話しは変わり自分にも許せない相手、事柄があります
    基本何でも許していく自分が
    生きていく上で絶対に許せないレベルの事をされた…されてきた?…ので
    そのバカデカイ問題意外は簡単に解決出来る内容の本です

    かなり疲れやイライラしなくなるので、おすすめです

    生きやすくなりますよ。

  • 「許せない」気持ちは、
    ①大切なものを奪われた
    ②ほしかったものを、もらえなかった
    ことにより生まれる。

    「許す」というのは、それらが、奪われたままの状態、もらえないままの状態で、相手を許すこと。
    要するに、自分だけが損をする覚悟が必要となる。
    何故なら、「許せない」気持ちが生まれた時、許しても損をするし、許さなくても大損をするから。

    【「許す」とは「損してもいい」と覚悟を決めること】
    「ま、いっか」思えることが第一歩。
    「損してもいい」と思える心の状態を作る。

    また、「自分の正しさ」と「他人の間違い」を主張する人は、常にさまざまな問題を作り出す。
    自分のルールやタブーや常識は、自分だけのもので、他人には当てはまらない。

    【「ダメ」を「いい」に変えると「許す」の幅がググッと広がる】

    【「責める」と「許す」はセットである】
    「損してもいい」は我慢でなく、伝えること。
    ちゃんと「責めること」や「伝えること」も必要。

    【覚悟は、「覚る」「悟る」ふたつの「さとる」】
    クジラは、オキアミだけを選り好みして食べることはできない。いいものも悪い物も、全てを飲み込んでから、必要なものだけ取り入れる。
    いい結果だけを手に入れようと、選り好みをしてはいけない。

    私の許せない人は、母親。
    私のお腹の子供を奪った人であり、私の人生と子供の人生を奪った人。

    「ま、いっか」と思えたことも、「もう許そう」と思ったことも、何度もあるけれど、ふとした母親の言動がきっかけで、「許せない」気持ちがぶわっと一気に蘇ったりと、20年ずっとその繰り返し。
    責めても伝えても、私の気持ちは届かないし、お互いが自分が正しいと思っているので、不毛な戦い。
    でもまぁ、もう、それでいいのかなって思う。

    「損してもいい」は、心屋さんに出会って、私がすごく変わった部分。「損してもいい」って思えることで、こんなにも楽に生きられるようになるんだと、すごく大きな気付きになったし、気持ちの切り替えが早くなった。
    「損してもいい」気持ちが、結局は「得をする」ということも、実践してみてとてもよく分かった。

  • 心屋さんのパターンに慣れてきた。

    「許せない相手」は、あなたの心を映す鏡である。。。
    そうだろうな。

    自爆テロの巻き添えをくってしまったようなときは、どうしたらいいのかな。
    もう一回読んでみる。

  • 未だに許せてない。許せない人が偽善者ぶった態度をしてるのをみると辛くなる。そういう人が存在しているだけで毎日が嫌な日になっている。私も、前向きな普通の生活がおくりたいから、気持ちを整理して打ち明けてみた。そしたら罵倒され、二度と話しかけるなと脅迫された。話しかけたら制裁するそうだ。世の中にはどうしようもない悪人がいる。影では罵倒、脅迫、暴言のかぎりをつくし、自分を正当化し、私だけが悪いのだと責める。人前では善い人でいる。誰も気づいてくれない。私にも赦せる日がくるのだろうか。

  • 図書館でピックアップコーナーにあったのを選んで読んでみた。

    視点を相手ではなく、自分に変える
    ま、いっか
    損してもいい
    捏造された過去の記憶に振り回されるな

    ルールを破ってみると、他人を裁こうと思わなくなる

    相手の許せないは
    自分の許せない部分

    許せない、嫌だと思う事をしてみる
    大したことないと感じる
    許せるようになる

    ほほーー。

  • 30
    許すのもたらす大損は一回で済むのに対し、許さないのもたらす大損は終わりがない。

  • 感想
    他者が荒れて見えるときは自分がささくれだっている。心の身だしなみを整えることで容量が増える。普段は見えないからこそ自分の心を大事にしたい。

  • 許さないでいると人生で大損をする。だったら、許すことで損をしたほうが何倍も豊かになれる。

    という主旨は面白く頷けた。

    ただ、後半で出てくる「意地悪する人が許せないのだったら、自分を意地悪をしてみる。そこで意地悪する人の気持ちが初めてわかります」とか、
    「こうした経験を通じて、『意地悪するって思っていたほど、悪いことではないかも』と感じますよね。するとこれまでの「意地悪は悪いことだ」という考え方からぴょんと飛び出せたりします。」

    という論旨にはちょっと首をかしげてしまう。

    確かに、世の中に「許せる程度」の意地悪は存在する。それはそうかもしれないが、「倫理的にどうよ!」っていう意地悪もあるわけで。程度が違えば、意地悪される人の感受性によっては、「意地悪」は「いじめ」や「虐待」にもなるわけで。それを「やってみたら、許せるよ」っていうのは強引かもしれない。

    まぁ、これは私が飛躍しすぎていて、きちんと内容を理解できていないだけかもしれないけれど。「意地悪」と「いじめ」は同義語じゃない、と言われればそれまでですが。だけど、「意地悪」と「いじめ」は紙一重です。だからなくならないし、難しいんだと思います。

    そういうレベルでの過去の「許せない」を「許す」に変えたい私としては、ちょっと腑に落ちなかった。

  • 心屋さんの本はよかったって思うんだけど、なにが書いてあったのか忘れてるー(笑)ちゃんとノート取ろう。

  • 許すということは損してもいいと覚悟を決めること。
    相手を変えようとせずに、自分が変わる(成長する)こと。

    許せない相手は、自分の写し鏡。
    本当はやりたいのにできないことをやっている羨ましさ。
    行動を変えれば感情が変わり、許す範囲も広がっていく。
    タブーやルールと思っていることは、自分だけの思い込みかもしれない。
    自分のルールは今でも必要ですか?
    今までの逆のことをやってみよう。

    責めると許すはセットになっている。
    責められないと許すことができない。今は優しい世の中になっていて、責められない。
    ならば自分で責めて
    自分で許してあげよう。
    どんな自分にも丸が付けられるように。


    相手に本音をいう。
    許すことは我慢することではない。

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著者プロフィール

「性格リフォーム」心理カウンセラー。大手企業の管理職として働いていたが、現在は京都を拠点として、全国各地でセミナー活動やカウンセリングスクールを運営。アメブロ「心が風に、なる」の登録読者は13万人。

「2017年 『心がラクになる 心屋仁之助手帳2018』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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