「沈める寺」への誘い―ドビュッシーとケルト伝説

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806405825

感想・レビュー・書評

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  • 沈める寺は大好きな曲なので、この一曲のために書かれた本があるのはとても幸せなことと思います。
    内容は前半が曲のできた背景や関連する場所の紀行、後半が演奏そのものについて。
    やや主観的な部分は多いものの、著者の「沈める寺」に対する思い入れが伝わってくる素敵な本でした。

  • 医師である著者の方が中学生の時に初めて聴き、
    魅せられて以来続いてきた
    ドビュッシーの「沈める寺」への思い入れの深さを感じる。
    一部では実際にその地を訪れた際の記録と共に
    ケルトの伝説、ドビュッシーその人、時代背景へ
    そして人間の感性へと広がり
    読んでいる私も「沈める寺」を巡る旅へと誘われるようで
    とても楽しく素晴らしい内容だ。
    2部では、そうしてこよなく「沈める寺」を愛してきた著者の
    演奏家へのリクエストとでもいうのだろうか
    著者の方が聴きたい「沈める寺」について追求するところが
    詳細に綴られており
    また巻末には、この本が出版された時点(1988年)でのCDリスト
    参考文献についてのデータもある。
    1曲の音楽から深まり、広がる世界
    読書の楽しみを満喫できる一冊。

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著者プロフィール

医学博士、腎臓内科専門医。1948年 福岡県生まれ。1972年 九州大学医学部卒業。同第二内科に入局。米国クリーブランド・クリニックに研究留学。九州大学病院腎疾患治療部講師を経て、島松内科医院を継承。
現在、医療法人至誠会島松内科医院院長/理事長。医学書のほかに、ドビュッシーに関するエッセイ『「沈める寺」への誘い──ドビュッシーとケルト伝説』、小説『ベルガマスク』(筆名・縁田 新)、『たぬさんの領分』(同)などの著書がある。

「2017年 『ドビュッシー 香りたつ音楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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